7月23日、タレントで吉本興業所属の清水圭がブログを更新。22日に行われた岡本昭彦吉本興業社長の記者会見に対する自身の感想を展開した。
清水は「核心を突く質問に真摯に答えることはなくのらりくらりと逃げ回ってはぐらかすことに終始していた印象」とし、「吉本興業はなにも大きく変える気持ちはなくさまざまな事象に対する具体策は皆無であるということがわかりました」と結論づけた。さらに、恫喝について釈明していた岡本社長について、清水自身も恫喝されたことがあると告白したのだ。
清水は01年、ドラマ「明日があるさ」(日本テレビ系)に出演した際、準備稿にあった清水のセリフと出番が、決定稿で半分ほどになり、自身の見せ場となるシーンもカットされて憤り、新人マネージャーに「なんでこうなったのか説明がなかったら、俺出られへんわ」と気持ちをぶつけたのだとか。すると後日、それまでほとんど会ったことのない岡本氏が楽屋に来て、マネージャーを外に出して2人きりになってから、清水の説明を聞くこともなく、いきなり「なにが文句あるんですか? 言うときますけど、テレビ局もスポンサーも清水圭は要らんと言うてるんです。それを吉本がお願いして出られるようにしてあげてるんです。会社のやり方に文句あるなら、いつ辞めてもらってもいいんですよ」と恫喝されたというのだ。
「この告白に、岡本社長の素顔を表すものとして納得する声もあるのですが、《それと今回の件は別問題》《“清水圭要らん”のところは正しい》《人払いして腹を割って真実を話してくれただけじゃない?》《清水圭が“説明がなかったら俺出られへんわ”とマネージャーを恫喝した話?》など、清水に対するツッコミも数多く見受けられます。また、吉本を辞める気持ちになったものの『しつこく吉本に居て、岡本氏に会うごとに会話を交わし私なりの攻め方で吉本を健全にするために尽力するほうが有効かなと思っています』としながらも、『もちろん、多くの芸人が吉本を辞めるモーションを起こしたら私も迷わず追随します』という日和見全開なコメントにも失笑と失望の言葉が書き込まれています」(芸能ライター)
吉本のベテラン、重鎮として影響力を行使してほしいところだ。