橋下徹氏、政府の「マスク指針」を断罪! 国の指示待ち状態に「気持ち悪い」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が2月13日、総合解説を務める情報番組「めざまし8」(フジテレビ系)に出演。3月13日からマスク着用を個人の判断に委ねる政府の指針に「責任放棄」と痛烈批判した。

 政府は2月10日、新型コロナウイルス対策のマスク着用について、屋内外を問わず、個人の判断に委ねる新たな指針を発表。混雑した電車やバスの車内、医療機関や高齢者施設では着用を推奨とする。

 番組では、個人の判断に委ねられるマスク着用についてトークを展開。橋下氏は「初めから個人の判断に委ねられているものを、政府は推奨して国民はやってきた」と切り出し、今となって「個人の判断に委ねるのは政府の責任放棄」と痛烈に批判。「個人の判断ということは、やらなくてもいい。やらなくてもいいということをはっきり言わなければいけないのに、個人の判断というと、みんな、すぐやめられなくなる」と理由を説明した。

 橋下氏は批判の矛先を国民にも向けて「僕、気持ち悪いのは箸の上げ下げのところまで、政府がルールを決めて、国民がそれを待っているのは民主主義、自由主義の国ではないんじゃないのかなと。〝(感染対策として)これはどうなんですか〟と政府の指示待ちになっている」と持論を展開した。

「橋下氏は2月11日にABEMAで配信された『NewsBAR橋下』でも、個人の判断に委ねる政府の指針に『政治のメッセージとしては最悪』とバッサリ斬っています。任意でありながら事実上の〝義務〟であったのですから、〝義務なしね〟ということをハッキリ言わなければいけないと主張。橋下氏が言うように、事実上の強制を撤廃するというメッセージを発信する必要性があったかと思います。また、個人の判断となることで、『(マスクをつける、つけないで)場によっては揉めるでしょうね』とも危惧していました」(週刊誌記者)

 3月13日行以降、大きな混乱が起こらないことを願いたい。

(石田英明)

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