ロンブー淳が見事な高説「アクリル板が防ぐのは飛沫ではなく…」

 お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、新型コロナウイルス感染対策のアクリル板(飛沫防止パーテーション)について、ユニークな考えを語った。飲食店などではすっかりおなじみとなった仕切りだが‥‥。

 淳は10月11日放送の「変わる報道番組#アベプラ」(ABEMA)に出演。マスク着用の是非などについて、出演者と議論を交わした。精神科医の和田秀樹氏は「オミクロン株以降は飛沫感染から空気感染に変わってきたという説が有力で、空気感染だとパーテーションは全く意味がない」と説いた。

 これを受けて淳は「これ(アクリル板)、マジで意味ないと思うんですよ。でも、やっとかないと怒る人がいるから、そのためだけに僕は付けていると思う。これ(アクリル板)が防げるのってクレームしかないんですよ」と持論を披露し、言い得て妙とばかり、スタジオでは一斉に笑い声が起こった。

 その後、淳はアクリル板にまつわるエピソードも披露。ある番組の収録でアクリル板が設置されたが、それが肩ぐらいの高さだったとか。淳は「こんなのなくていいでしょ」「バカバカしい」と取り払ったことを明かしたのだ。この話は10月11日更新のツイッターでも触れており、「意味ねーよ」とバッサリ斬っている。

 アクリル板については、シンガポールから一時帰国したタレントの福田萌も苦言を呈した。9月29日更新のツイッターで「日本に来て、マスクはまだそこまで違和感感じないけど、飲食店のアクリル板!これは食事の楽しみや会話を奪うし、あんまり清潔な感じもしないので、やめた方がいいと思ったな…」と綴っている。

「大きな飛沫はアクリル板でブロックできますが、空気中を漂っているウイルスには無意味だといわれています。肩までのアクリル板であれば、なおさら効果はありません。むしろ、汚らしい印象を受けます。とはいえ、マスク同様、人の目を気にしてアクリル板を外す飲食店が急に増えてくるとは思えません。しかし、淳のツイッターのフォロワー数は331万人を超えています。ツイッターや、地上波テレビと比較して制限が緩いネット配信で〝アクリル板不要論〟をアピールしていけば、風向きは変わるかもしれません」(週刊誌記者)

 “アーシー”パワーでアクリル板が撤廃される日も近い?

(石田英明)

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