「いつまでやるの?」宮根誠司、日本の“マスク矛盾”とテレビ局のアクリル板に苦言

 フリーアナウンサーの宮根誠司が5月24日、司会を務める「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演。学校での体育の授業では屋外運動場に限らず、プールや体育館も含めてマスクは必要ないとした文部科学省の方針に関連し、持論を展開した。

 番組の中で宮根は、体育の授業でのマスク着用は熱中症のリスクが高まるので危ないとの見解を示した後、「われわれ(大人)も、どういうシチュエーションでマスクをつけ、取ったりすればよいかがわからない中で〝とりあえず、つけとけ〟というのはありません?」と問題提起した。

 宮根がマスク着用で疑問を持ったのは新幹線の車内と、東京・渋谷のスクランブル交差点。新幹線では周囲に人がいない状況で「サンドイッチを食べているとき、外すじゃないですか。でも、いろいろ売りに来る人(車内販売)がいる。飲み物とかね。その人が来ると慌ててつける」という自身の不可思議な行為を告白。自分でも意味のない行為であることはわかっているようだ。スクランブル交差点については「(待ち合わせなどで)立っているだけで、みんながつけているのはどうかと思いますけどね」と疑問を呈した。

 テレビ局のスタジオに設置されたアクリル板にも不満があるようで、「やっぱり、テレビ局も考えなければいけないのはアクリル板ですよ。いつまでやるの? アクリル板を置いて、おじさん(出演者)3人が距離を置いて座っているのはおかしい」「テレビ局自体もアクリル板の設置とか、アクリル板の高さなどは、なんとなくやっている。テレビ局も率先して考えないといけない」と言及した。

「過去の放送でも宮根はマスク着用に否定的な見方をしています。今年のゴールデンウイーク前の放送では『気温も例年より高いですし』とマスク着用による熱中症のリスク増大を危惧。21年9月の放送では、大分県臼杵市の市議がマスクから鼻を出していたとして辞職勧告決議案が可決された問題を取り上げました。宮根は『マスクの着用は厳密に言うと、(強制ではなく)お願い』とコメントしています。宮根本人はもともとマスク着用に抵抗があり、体育の授業で脱マスクが〝解禁〟になったこともあり、自分たち大人もそろそろ解放されたいという気持ちが強いのではないでしょうか」(週刊誌記者)

 まずは「ミヤネ屋」でアクリル板が撤去される日も近い?
 
(石田英明)

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