以前からのアウトドアブームに加え、コロナ禍が追い風となって右肩上がりの売り上げが続いているキャンピングカー。一般社団法人日本RV協会がまとめた『キャンピングカー白書2021』によると、新車・中古車を合わせた2020年の販売総額は過去最高の582億円。密を避けてレジャーを楽しみたい、そんなニーズにまさにうってつけというわけだ。
実は、芸能人の間でもキャンピングカー人気が高まっている。今年に入ってからよゐこの濱口優、オリエンタルラジオの藤森慎吾といった芸人たちが相次いで購入したことを報告。そして、先日もロンドンブーツ1号2号の田村淳がキャンピングカーを買ったことを自身のYouTubeチャンネルで発表している。
「ロンブーの淳さんはもともと軽自動車をカスタムしたキャンピングカー、いわゆる”軽キャン”を所有していましたが、それを手放して手に入れたのが今回の車。しかも、キャンピングカー国内大手NUTS社でも最上位車種のボーダーバンクスです」(アウトドア誌編集者)
購入価格は本人も明かしているが1500万円。これほど高額な車を購入できるところはさすが売れっ子芸能人といったところか。
ちなみに彼らのほかにも有名どころでは千原ジュニアや劇団ひとり、つるの剛士、テリー伊藤、池畑慎之介(ピーター)、女性芸能人でも女優の田中美奈子や黒谷友香らが所有。でも、なぜキャンピングカーを欲しがる芸能人がここまで多いのだろうか?
「ホテルや旅館だと他の宿泊客に見られますし、SNSに目撃情報を投稿される可能性もある。けど、キャンピングカーならその心配がありません。それに車内はエアコン完備ですし、テントを張る屋外のキャンプと違って常に快適です。経済的に余裕のある方も多く、一般の方より購入に対するハードルが低いのだと思います」(同)
一流芸能人にとってキャンピングカーはステータスのひとつになりつつあるようだ。