ドロンズ石本、経営する馬肉店がコロナで売上90%減も“神接客”で盛り返し!

 4度目の緊急事態宣言を受け、飲食店はさらなる打撃を受けている。営業時間の短縮に加え、アルコール類の提供も厳しく取り締まられ、多くの飲食店がジリ貧状態だ。

 芸能人が経営する店も同様で、昨年4月、お笑い芸人・ドロンズ石本は、自身が経営する「馬肉屋たけし」について、インタビューの中で「売り上げは90%減。もって2~3カ月」と、厳しい状況を打ち明けていた。

 あれから1年以上が経ち、現在お店はどうなっているのだろうか。記者が客として食べに行ったところ…。

「ドアを開けると、石本さんが満面の笑顔で『いらっしゃいませ!』と歓迎してくれました。店内には3組ほどの常連客がおり、賑わいを見せていましたね。しかし、使われていないテーブルがいくつかあったので、石本さんに理由を聞いてみると、お客同士の間隔を広く開けるため、隣の席には座らせないという対策だそうで、これは保健所にもほめられたそうです。私たちが初来店の客と知ると、石本さんみずからが焼肉を焼いてくれ、詳しく食べ方を教えてくれました。通常、タレントが経営する飲食店は、本人は店の運営に関わっておらず、名前を貸しているだけだったり、店頭で接客することはほぼないというイメージがありますが、石本さんのお店は仕入れから接客まで全て石本さんが行っており、タレント業で鍛えたしゃべりのうまさで、初めての来店客でもたちまちファンにしてしまうんです。石本さんの経営手腕なら、きっとお店の売り上げも盛り返すことでしょう」

 90年代、「進め! 電波少年」(日本テレビ系)の中で、ヒッチハイクで南北アメリカ大陸を縦断するという命懸けの企画に挑戦したことのある石本なら、この先どんな困難も乗り越えていけることだろう。

(佐藤ちひろ)

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