2021年1月30日付でキングコング・西野亮廣(40)との契約終了を発表した吉本興業。西野とのマネジメント契約の終了を知らせる発表文が《冷たすぎる》とネット上で話題となっている。2月1日、報道情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)に渦中の西野が生出演し、騒動の真相などとともに話題の発表文についても言及した。
宮根誠司キャスター(57)が「吉本興業をもめにもめて辞めた西野君」と紹介したように、退社の原因とも囁かれるマネージャーとのトラブルから3日のうちに起きた急転直下の電撃退社劇の裏側が語られた。
1月27日、西野は自身のTwitter上にマネージャーに対する不満を「吉本興業の対応がナメ腐っていたので会社ごとガン詰めしました。しっかりしろ!」とLINEでのやり取りや実名を隠さずに投稿し炎上騒動に発展。退社に関しては「トラブルが原因とかじゃないっす!」と発信しながらも、この“会社ごとガン詰め”騒動から3日での契約終了発表、さらに吉本興業からの発表文は「当社所属キングコング西野亮廣について、双方合意の上、2021年1月30日付をもってマネジメント契約を終了しましたのでご報告します」という簡潔な文章で済まされていたことからネット上では《20年以上関わりがあったのに冷たすぎる》《オリラジが契約終了したときはもっと吉本優しく発表してたぞ》など、昨年末に事務所を退社したオリエンタルラジオの契約終了発表文と比較され、世間からは円満退社に疑念の声があがっていた。
あくまでも“円満”での退社を強調する西野に対し、番組内で宮根は「ただこれ(契約終了発表文)、吉本興業、たった3行ですよ。非常に愛情薄いですよね」とネット上でも指摘されている契約終了文の謎に突っ込んだ。西野は「なんか書いちゃうと余計変な感じに取られるなって」「(オリラジと比較すると)愛がないみたいになるけれど、違うんですよ。それも話し合って、短めでいいですよね、って、そこも僕、立ち会ってますんで」と、自身の意見を反映したうえであっさりとした契約終了発表文となった事を明かした。
西野は退社について、長期スパンでの仕事やプロジェクトを抱える西野と定期的にマネージャーが変わる吉本の体制が合わないため、引継ぎの作業などにストレスを感じることも多くなってきていることなどを述べた。とくに映画制作のように企画の立ち上げから完成まで長期にわたるプロジェクトにおいては、短期スパンで変わるマネージャーと足並みが揃わないこともあったのだろう。西野は自身の進めるプロジェクトにおいて「モノ作る時の熱量がむっちゃ大事」とも熱弁。より良いモノを作りたいという思いからの退社決断ともとれるこの発言に、ファンからは今後の更なる活躍に期待が寄せられている。
(浜野ふみ)