エンタメ 2024年10月26日 18:00 永江朗「ベストセラーを読み解く」兵器を売り様々な物資を得る 北朝鮮が「死の商人」化!? わかりにくいタイトルかもしれない。副題の「日本列島に延びる中露朝の核の影」が本書のポイントを表している。 手嶋龍一と瀬下政行による国際関係をめぐる対談である。手嶋龍一は外交ジャーナリストで作家。... エンタメ 公安調査庁秘録 日本列島に延びる中露朝の核の影, 手嶋龍一, 永江朗, 瀬下政行
エンタメ 2024年10月12日 18:00 永江朗「ベストセラーを読み解く」転落への恐怖が支配する!? 芥川賞作家が描く不条理社会 言ってはいけないこと、書いてはいけないことが増えている。ただし、傷ついたり不利益をこうむったりした当事者が抗議してくることは稀で、たいていは第三者、つまり赤の他人が「不適切だ」と言いつのる。しかも匿... エンタメ タブー・トラック, 永江朗, 羽田圭介
エンタメ 2024年10月5日 18:00 永江朗「ベストセラーを読み解く」67年のベストセラーが文庫化 大ヒットの理由は小説の魔力 「百年の孤独」がバカ売れしている。もちろん焼酎ではなく、G・ガルシア=マルケスの長編小説の文庫版である。 冷静に考えると奇妙なことだ。たしかに20世紀世界文学の最高傑作と言われる。原著は1967年... エンタメ G・ガルシア=マルケス, 村上春樹, 永江朗, 百年の孤独
エンタメ 2024年9月21日 18:00 永江朗「ベストセラーを読み解く」光秀が「敵の資金源」を探る「戦国経済」を描く歴史小説 この小説は戦国時代の「ミッション:インポッシブル」だ! 舞台は戦国時代も終わりに近づいた永禄12年(1569年)。織田信長は上洛し、天下統一への歩みを着実に進めている。 信長にとっていま必要... エンタメ ミッション:インポッシブル, 垣根涼介, 武田の金、毛利の銀, 永江朗
エンタメ 2024年9月7日 18:00 永江朗「ベストセラーを読み解く」パーティー券購入は寄付集め 裏金問題火付け役の教授が喝 自民党総裁選のポスターを見て愕然とした。目立つ位置に田中角栄と安倍晋三の写真が使われている。田中は金権政治の代名詞。安倍は政治資金パーティー問題の火元となった派閥の領袖。こんな写真を恥ずかしげもなく... エンタメ 上脇博之, 安倍晋三, 検証 政治とカネ, 永江朗, 田中角栄, 自民党総裁選
エンタメ 2024年8月31日 18:00 自身初の新作歌舞伎脚本!京極ワールド全開ミステリー/永江朗「ベストセラーを読み解く」 本書は京極夏彦の小説家デビュー30周年を飾る長編ミステリーである。しかも「葉不見冥府路行」という副題が示すように、歌舞伎のために書き下ろされたもの。松本幸四郎や中村勘九郎、中村七之助によって、8月、... エンタメ 京極夏彦, 永江朗, 狐花 葉不見冥府路行
エンタメ 2024年8月24日 18:00 奪い返した宝物を独り占め!?鬼を退治した桃太郎の後日談/永江朗「ベストセラーを読み解く」 大森兄弟はその名の通り、兄弟で創作する小説家コンビである。文学界の狩人、あるいはブレッド&バターと呼びたい。 本書は「桃太郎」を題材にした長編小説である。しかし、タイトルに反して、あまりおめでた... エンタメ めでたし、めでたし, 大森兄弟, 永江朗
エンタメ 2024年8月10日 18:00 力道山の急死で多額の負債…妻「田中敬子」の波瀾万丈半生/永江朗「ベストセラーを読み解く」 直球のノンフィクションである。内容はタイトル通り。力道山の妻、田中敬子の人生を丁寧に描く。 田中敬子はごく普通の家庭に生まれた。父親は警察官。中学生の時は健康優良児。神奈川県代表に選ばれ、高校2... エンタメ 力道山, 力道山未亡人, 永江朗, 田中敬子, 細田昌志
エンタメ 2024年8月3日 18:00 経済格差と不平等への怒り!?トランプの強さの理由を考察/永江朗「ベストセラーを読み解く」 日本の首相が誰になろうとどうでもいいが、アメリカ大統領選からは目が離せない。本稿執筆中にバイデンが大統領選からの撤退を表明した。ハリス副大統領が民主党の候補になるのか、それとも違う政治家が候補に選ば... エンタメ それでもなぜ、トランプは支持されるのか アメリカ地殻変動の思想史, トランプ, ハリス, 会田弘継, 大統領選, 永江朗
エンタメ 2024年7月27日 18:00 実は時代の先取りだった!?「中ピ連」女性活動家の物語/永江朗「ベストセラーを読み解く」 「中ピ連」を覚えているだろうか。正式名称は「中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合」。1970年代半に活動した団体である。今でいうフェミニズム、当時の言葉でいえばウーマンリブの団体だった。そ... エンタメ ウーマンリブ, オパールの炎, フェミニズム, 中ピ連, 桐野夏生, 永江朗