凍える窓際をバリア!大評判「ウインドーラジエーター」の実力

 今年の冬はラニーニャ現象の影響を大きく受け、厳しい寒さが続いている。エアコンがフル稼働している家庭も多いだろうが、気になるのは高騰する電気代だ。

 そこで冬場の電気代を1円でも安くしたい人にオススメしたいのが、窓からの冷気を遮断する「ウインドーラジエーター」だ。

「コールドドラフト」という言葉を耳にしたことはないか。窓付近で冷やされた空気が下部にたまり、エアコンで温めた空気は上に逃げるため、いっこうに部屋が暖まらいという現象だ。この対策のために開発されたのが「ウインドーラジエーター」なのである。

 これは、窓枠の下に設置して熱をおくる窓専用ヒーターで、暖かな上昇気流が発生し、窓から入り込む冷気をシャットアウト。エアコンで温めた空気の半分以上は窓から逃げてしまうが、それを窓際の“バリア”で防いでくれるのだ。気になる消費電力は100W前後なので、1日8時間使用した場合でも約25~30円程度。これならば大きな負担になることはないだろう。

「比較的新しいマンションなどでは二重サッシが装備されていますが、古い家屋などでは、大きな窓から侵入する冷気に頭を悩ませている家庭も多いでしょう。ウインドーラジエーターは、窓の下に設置することで冷気を遮断し、しかもカビの原因となる結露を防いでくれます。横幅が伸縮可能なので工事の手間もありません」(生活情報ライター)

 二重サッシにしたくても賃貸物件なら難しいが、これなら窓の下に置くだけなので、今日からでも使える。幅120~190cmタイプで約3万5000円ほど。コタツの背中が寒いという人にもオススメだ。

(ケン高田)

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