オフロード四輪駆動車・スズキ「ジムニー」の5ドアがいよいよ日本でも発売になるかもしれない。
ジムニーはスズキが1970年から市販している軽自動車規格の四輪駆動車で、小型で軽量なことを強みにどんな悪路でも走破できるとして、ロングセラーモデルになっている。一時は販売が低迷した時期もあったが、2018年7月のモデルチェンジで4代目が発表されると、これが大人気に。当初月間目標販売台数は3000台だったが、予想に反して受注が1万5000台を上回り、納車待ちが発生する事態となった。しかも、発売から6年が経過した現在も納車待ちが続いているのだから、その人気のほどがわかるだろう。
一方で、一部のファンの間では長らく「5ドアモデル」待望論があり、いまかいまかと待ち望む声が絶えなかった。そんな中、2025年初旬に、スズキが正式にジムニー5ドアを日本市場に投入するのではないかというウワサが飛び交っている。
自動車ライターが語る。
「5ドアモデルはすでにインドやメキシコ、オーストラリアなどアジア市場を中心に展開されています。日本では長らく既存モデルの納車待ち状態が続いており、購入者への公平性を担保するために、5ドアの発売が見送られてきたと言われています。それも最近はやっと解消の見通しが立ってきたため、いよいよ5ドアを日本でも発売するようです。11月23日にスズキのインドネシア法人が発表した5ドアモデルの価格は、日本円で約450万円。さすがにこの価格では高すぎますが、300万以下、できれば250万円くらいで発売されれば、爆売れ間違いないでしょうね」
これまで幾度となく発売がウワサされてきたジムニー5ドア。いよいよ年明けに発表となれば、ファンにとってはうれしいサプライズになるだろう。
(ケン高田)