新幹線利用時の憂鬱「隣席ガチャのハズレ」から回避する方法があった!

 年末年始は帰省や旅行などで新幹線を利用する人も多いだろう。移動中はできるだけ快適に過ごしたいものだが、運悪く「隣席ガチャ」にハズレた場合、アゲアゲ気分が一気に冷めてしまうこともあり、SNS上では、諦めや嘆きの声も散見される。

 近年は外国人旅行者も多く、大声で騒いだり、周囲にお構いなしに飲食するなど、トラブルは日常茶飯事のようだ。知人や友人と一緒に並びの席が取れればいいが、1人で乗車した場合は、どんな人が隣に来るかは乗車してみないとわからず、運を天に任せるしかないのが現状である。

 ところが、こうした状況を回避できる方法があるという。それが新幹線の「S WorkPシート」だ。鉄道ジャーナリストが語る。

「『S WorkPシート』は新幹線の6~10番A席/C席に設定されており、指定席の値段に1200円を追加すると利用することができます。テーブルを手前に引き出すと傾き、パソコンの操作などに適した角度で利用でき、ドリンクホルダーも手元にあるので快適。一番の恩恵は、真ん中の席に『パーテーション』があることでしょう。つまり、3席を2人で使用するイメージです。ただし、あくまでもビジネスパーソン向けなので、リクライニング角度が浅めなのは、あらかじめ注意が必要です」

 ビジネスパーソン向けということもあり、S WorkPシート利用者には、酔っぱらいやインバウンドがほとんどいないという。

 1200円を払うことで隣席ガチャに怯えることがなくなるなら、積極的に利用するのもありかもしれない。

(ケン高田)

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