葛飾北斎の「一番くじ」が8月に発売されることがわかり、注目を集めている。
一番くじとは、全国のコンビニエンスストアや書店、ホビーショップなどで販売しているオリジナルグッズが当たるハズレなしのキャラクターくじのこと。熱狂的なヘビーユーザーが多く、ロットを丸ごと購入する人や、目当てのグッズが当たるまで、何十回もくじを引き続けるファンもいて、毎回争奪戦が繰り広げられることで知られている。
これまでもワンピールやドラゴンボールなどのフィギュアが大人気になったが、今回、BANDAI SPIRITSが発売するのは「一番くじ 葛飾北斎」。まさかの葛飾北斎の登場に驚いた人も多かったようだ。グッズライターが語る。
「葛飾北斎は、言わずと知れた江戸時代後期の浮世絵師。日本だけでなく世界中にもファンが多いことから、インバウンド需要を狙った可能性もあるでしょうね。気になる商品ですが、A賞は約18センチの『神奈川沖浪裏ポストカードスタンド付きジオラマ』で、元になった『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏』のポストカードが付属します。他にも北斎の肉筆画の平皿や、クッション、巾着、小皿、ラバーチャーム、ステッカーなど魅力的な商品が満載で、SNS上では早くも《めちゃくちゃ楽しみ》《もはや引くしかない！》という声が殺到しています」
世界的な人気という点では、北斎がワンピースやドラゴンボールに引けを取ることはないだろう。くじの価格は1回750円。発売日の8月31日には、全国のコンビニに一番くじファンが殺到しそうだ。
（ケン高田）
