丸亀製麺への誹謗中傷がひどい!悪意ある「MAD動画」にネット民もドン引き

 さすがにここまでくると単なる悪ふざけではすまされないだろう。「丸亀製麺」のテレビCMを使用した「MADムービー」がネット上で拡散し、物議を醸している。

 問題の動画は丸亀製麺のテレビCMにオリジナルの音楽と映像を組み合わせたもので、「丸亀製麺は一軒一軒が製麺所 麺職人たちが日々、ワザと感性を磨いている」というオリジナルのコピーを、「丸亀製麺は口からビームを放つ それだけではない」「丸亀製麺は時を止めることができる 特殊なストップウォッチを持っている」などと改変。中には「違法な粉でハイになる もうこれなしでは生きられない」などと、単なる悪ふざけではすまされない悪意を感じる歌詞も飛び出しており、ネットユーザーをドン引きさせている。

 Xユーザーの中には「久しぶりに大笑いした。丸亀製麺に行きたくなった」などと一部肯定的な意見も見られるが、多くのユーザーは名誉毀損に当たる可能性を指摘。「中学生レベルの笑い」とバッサリ切り捨てている。

「MADムービーとは、既存の音声・ゲーム・画像・動画・アニメーションなどを個人が編集・合成し、再構成したもの。音声を差し替えるだけの手軽なものから、3DCGを用いたり、アニメーションを自ら描き起こしたものなど、多岐にわたります。そのほとんどが元動画の著作権を侵害しており、内容によっては侮辱罪や名誉毀損罪などの罪に問われる場合もあります。うどん粉を違法な粉などと称しては、さすがに冗談ではすまされないでしょうね」(エンタメ誌ライター)

 インターネットの黎明期には笑って流されたケースも見られたが、さすがに今のご時世、ここまでの誹謗中傷を放置するわけにはいかないだろう。丸亀製麺はいまのところ静観しているが、さらにエスカレートした場合、なんらかの動きを見せるかもしれない。

(ケン高田)

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