もう後がない…1軍昇格した広島・中村奨成の「猛省」が滲み出るファン対応の激変

 今オフ「まだ野球がしたいんです」と覚悟の護摩行を志願した広島・中村奨成外野手が3月31日、ついに1軍昇格を果たした。

 中村は日南キャンプ第2クールから1軍に合流していたが、キャンプ終了後に2軍行きを命じられ、開幕ベンチ入りは果たせなかった。しかしウエスタンリーグでは9試合に出場し、34打数12安打、打率3割5分3厘、2本塁打7打点と格の違いを見せており、ついに1軍合流となった。

 中村は昨季も2軍でスタート。4月に試合中に足首を故障後、7月に1軍昇格を果たすが、打率1割5分という惨憺たる結果に終わった。しかも10月には一部週刊誌が「中絶トラブル」を報道。さすがに後がないと思ったのか以降は真面目に練習に取り組み、その成果がいま出ていると言えるだろう。スポーツライターが語る。

「以前の中村は主に若い女性限定でサインに応じるようなところがありましたが、今年は出待ちのファン全員に分け隔てなくサインをするなど、心構えが変わったのを感じますね。もともと野球センスは抜群でしたが、女好きが邪魔して一向に野球に身が入らず、長らく2軍でくすぶっていました。今季は目の色が違う。1軍でも数字を残せる可能性は高そうです」

 今度ばかりは野球に真剣に取り組み、納得の成績でファンを喜ばせてもらいたいものだ。

(ケン高田)

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