「ブラタモリ」終了のタモリはプライベートでも「歩き」の達人だった「散歩」の極意

 3月末でレギュラー放送が終了する「ブラタモリ」(NHK)。「80歳引退説」が囁かれるMCのタモリは78歳。4月以降のレギュラー番組は「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)の1本となり、そんな説が現実味を帯びてきた。

「ブラタモリ」は、散歩好きのタモリが全国の街を歩きながら地域の歴史や暮らしを案内人とともに紹介する、紀行バラエティ番組。ロケは長時間に及ぶと思われ、高齢のタモリには相当応えているに違いない。

 健康が不安視される中、タモリが昨年、「野外の長時間ロケがきつい」とNHK関係者に相談したことを2月20日発売の「FLASH」が報じた。記事では、番組終了の発表があった同月14日の翌朝、閑静な住宅街を散歩するタモリの写真も掲載。颯爽と歩いていたらしく、写真からも元気な様子であることが窺えた。

 実は、タモリの「散歩」はちょっと変わっている。23年12月放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した際、以前は早朝の散歩が日課だったが、今は「時間はバラバラです。空いたときに行っています」と言い、散歩では「3分速く、3分普通の速さというのを5回繰り返すといいらしい」と、最近テレビで知ったという散歩の歩き方法を実践していることを明かした。

「タモリの散歩のやり方は『インターバル速歩』と呼ばれるものです。3分間の速歩きと、3分間のゆっくり歩きを1セットとして、1日5セット以上行うとよいとされています。体力の向上はもちろん、生活習慣病の改善や睡眠の質の向上、認知機能の改善など、多くの効果を得られることが期待できます。年齢を重ねながらも『ブラタモリ』の過酷なロケを続けてこられたのは、インターバル速歩のおかげもあったのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 これなら80歳を過ぎても現役を続けられそうだ。

(石田英明)

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