4月に「首都圏ネットワーク」(NHK)のキャスターを卒業し、「NHKニュース7」のサブキャスターを務める〝リンダ〟こと林田理沙アナウンサー。美貌と定評のあるアナウンス力で次期エースとの呼び声も高い。ネットメディア「ねとらぼ調査隊」が実施したアンケートによれば、NHK東京アナウンス室の女性アナウンサーで人気ナンバーワンを獲得した。
林田アナの知名度を高めたのは、2018年4月から20年3月までアシスタントを担当した「ブラタモリ」。初登場した際は京都の銀閣寺を訪れ、樹齢500年の松を「樹齢500円」と言い間違えるなど、天然なところも明るみになり人気を博した。
同番組の進行を務めるタモリは、いわば〝恩人〟のような存在。そのタモリの〝教え〟を林田アナが大事にしていることを4月28日発売の「週刊文春」が伝えた。それが「仕事をするな。遊びだと思ってやらないとダメ」というもの。
18年2月配信の「サンスポ」によると、林田アナは「ブラタモリ」の担当が決まった後、タモリと会った際に「仕事をするな」とアドバイスされたことを明かしている。タモリの教えはそのときに授けられた。
また、タモリがあるスタッフに「仕事を楽しくやりなさい。遊びをクソ真面目にやりなさい。じゃないと、人生まったく面白くない」と言ったことを、お笑いコンビ・次長課長の河本準一がYouTubeで明かしている。林田アナにも人生を楽しんでほしいとの願いで金言を送ったのだろう。
「でも根が真面目なのか、19年9月放送の『ブラタモリ』で林田アナは『番組を盛り上げるために研究したり考えたりして、積極的に発言したり行動したりしたほうがいいとおっしゃる方もいて…』と悩みを吐露。するとタモリは『そんなことする必要ない』と全否定しました。タモリにしてみれば〝仕事をするな。遊びだと思って〟と伝えていただけに、仕事を真面目に考え楽しんでいない林田アナにちょっと残念な気持ちだったかもしれません」(テレビ誌ライター)
タモリの期待に応えるためにも、仕事を楽しんで〝エース〟の座に上り詰めてほしいものだ。
(石田英明)