「キャパ300人」酒井法子のライブに駆けつけた「弟」の正体

 タレントで歌手の酒井法子(53)が、高田馬場のライブハウスでバースデーライブを開催したのは2月14日のバレンタインデー。代表曲の「碧いうさぎ」など11曲を熱唱し、会場に集まったファンを魅了した。また酒井の誕生日を祝いに堀越高校時代の同級生でタレントの西村知美ら豪華ゲストも会場に駆けつけ、イベントに華を添えた。そんな大盛り上がりのライブ会場に酒井と縁の深い“弟”もひっそりと顔を出していた。

「ライブハウスのキャパは300人ほどでしたが、熱狂的な中高年の男性ファンが、歌に合わせて『法子~!』とコールをするなど大盛り上がり。いっぽうで関係者の多くは超満員でぎゅうぎゅう詰めのライブスペースを避け、バーカウンターでモニターを見ながら談笑していました。そんな中、ふと横を見ると、いしだ壱成がひっそりと佇んでいたのでビックリしました。いしだといえば大ヒットドラマ『ひとつ屋根の下』で酒井と姉弟役で共演した仲。今でも交流があり、バースデーライブに顔を出したようです。いしだは客とも気さくに会話し、写真撮影にも応じるなど、ライブを楽しんでいました」(芸能関係者)

 いまだ根強いファンの多い同ドラマだけに、“小雪”と“和也”の思わぬ共演に、胸を熱くした者も多かったようだ。もっとも江口洋介ら他の共演者が、その後華々しい活躍をするなか、2人が辿った芸能人生は寂しいものとなった。それだけに、両人にしか分からない絆があるのかもしれない。

「ドラマ出演当時は芸能界を代表するトップアイドルだった2人ですが、その後、酒井は覚醒剤、いしだは大麻と、ともに薬物事件で逮捕されるなどスキャンダラスな芸能人生を送ることになった。その代償は大きく、いまだに地上波での露出は少なく、かつての輝きを取り戻すまでには至っていません。本来なら酒井のライブもアリーナクラスの会場で開催されてもおかしくないのですが、ライブハウスが限界のようです」(スポーツ紙記者)

 ドン底を味わった2人が共演することはあるのだろうか。ファンはその日を楽しみにしているに違いない。

(倉田はじめ)

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