出演者はマッパ!? 三谷幸喜が“次の大河”で構想する衝撃的テーマ

 一昨年放送の「鎌倉殿の13人」、04年の「新選組!」、16年の「真田丸」と、これまで3本の大河ドラマの脚本を手掛けた脚本家の三谷幸喜氏。最近は「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)の司会としても注目を集めているが、そんな彼が26日放送のNHK情報番組「あさイチ」に送ったFAXの内容が話題を呼んでいる。

 この日、ゲストとして出演したのは俳優の山本耕史。同番組では視聴者からのメールやFAXを募集しており、エンディングでその一部を紹介するのが恒例となっている。そしてこの日、鈴木奈穂子アナが読み上げたのは、「山本耕史さま もしボクが原始時代の大河ドラマをやる時は、一年全裸でお願いします。三谷幸喜(本人)」というまさかの直筆FAX。これにはMCの博多華丸・大吉もおおいに驚いていた。

 山本は三谷作品には欠かせない役者のひとり。前述の大河3作品にも起用されている。演技力の高さもさることながら見事な筋肉を誇り、出演作品ではその肉体美をしばしば披露。「鎌倉殿の13人」で同じ筋肉系演技派俳優の市原隼人と上半身を脱いで共演したシーンは、多くの女性視聴者を虜にしている。

 ネット上では三谷のFAXにあった“原始時代の大河ドラマ”というワードに多くのユーザーが反応。《はじめ人間ギャートルズを三谷脚本で大河ドラマ化…案外アリかも》《ただの冗談だろうけど、実現したら三谷ワールド全開の面白い作品になりそうだな》など期待するコメントが多く寄せられている。

「歴代大河ドラマで時代設定がいちばん古いのは、平将門の生涯を描いた76年放送の『風と雲と虹と』。その次が今年の『光る君へ』でいずれも平安時代です。そのため、原始時代が舞台ならダントツで大河史上最古の時代設定の作品になります。原始時代はもっとも新しい弥生時代ですら文献がほとんどありません。裏を返せばそれだけ自由度の高い物語を描けるわけで、脚本家にとってはやりがいがあるでしょうね」(テレビ誌編集者)

 時代背景もわからず、ストーリーも予測不能な原始時代の大河ドラマ。もし映像化されるなら思った以上に面白い作品になるかもしれない。

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