SBも獲得躊躇か!? バウアー、日本人3人死傷事故起こし釈放された米軍将校に「お帰り」投稿で炎上!

 DeNAから自由契約になったトレバー・バウアーがマウンド外で大炎上している。ファンからは「正直ガッカリした」などといったコメントが続出しているというのだからただ事ではない。

 バウアーは現在、移籍先が決まっておらず、メジャーに復帰する可能性が取り沙汰されているものの、叶わない場合はNPBでのプレーが現実的になってくるだけに、炎上が影響しなければいいのだが…。

 日本で3人を死傷させる交通事故を起こしたアメリカ海軍の将校・リッジ・アルコニス受刑者が釈放されたことがわかったのは12日のことだった。バウアーは同受刑者の釈放を受けて、彼のインスタグラムに「お帰り!」とコメント。どうやらこれが火種となって炎上に発展したようだ。

 リッジ受刑者は2021年5月に3人を死傷させた自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で禁錮3年の判決を受け、日本で服役中だった。裁判では家族と一緒に訪れた富士山から戻る途中の事故で、運転中に急性高山病に襲われ、意識を失ったなどと訴えていたが、翌年7月に退けられている。

 ところが米連邦議会の一部議員が“不当な拘束”だとしバイデン政権に働きかけたことで、米国へ移送されることになったのだ。

「バウアーの投稿は瞬く間に拡散し、野球ファンを中心に『これは酷い』と非難囂々でした。メジャーからお呼びのかからないバウアーに、NPBでの活躍を期待する声がありましたが、それも一気に萎んでしまいましたね」(スポーツライター)

 バウアーの代理人のレイチェル・ルーバ氏は、18日に自身のXを更新。リッジ受刑者の件は米国では“不当な投獄”として報じられているとして「トレバーは彼の家族と知り合いで、家に迎えてくれた。ひどく悲劇的な事故だったが、日本と米国では明らかに報道の仕方が異なります」とバウアーを擁護している。

 もっとも、米国では「日本が謝罪するべき」とした共和党上院議員の発言は圧倒的に非難されていて、バウアーと代理人のレイチェル氏は一部メディアの報道しか目にしていない可能性は高い。

 日本文化をこよなく愛し、YouTubeチャンネルの更新を楽しみにしているファンも多いバウアーだが、今回の「お帰り!」コメントで、一気にファン離れを招いてしまったようだ。ソフトバンクが獲得レースに参戦するのではないかといわれているが、和田毅投手の人的保障問題が物議をかもしただけに、今回の騒動が影響する可能性は否定できない。

(ケン高田)

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