マクドナルド一挙値上げの中、価格据え置きでリニューアルという「チキンクリスプ」にツッコミの声

 日本マクドナルドの公式Xアカウントが17日、「…あれ!? チキンクリスプが…!」という投稿を行い、話題になっている。

 マクドナルドは「ビッグブレックファスト」「ビッグブレックファスト デラックス」「スパビー(スパイシービーフバーガー)」「ワッフルコーン」「ヨーグルト」「ホットティー」を1月23日をもって販売終了することを発表。また「チキンクリスプ」は価格をそのままに、味わい・ボリューム感をアップした新チキンバーガーとして発売するとしていた。

 マクドナルドは翌24日から、単品商品など約3分の1にあたるメニューを値上げすると発表しており、値上げされない「チキンクリスプ」は、余計にファンに注目されていた。

 そして18日朝、公式Xは「やったー!チキンクリスプはマックチキンにしんかした!」と投稿し、新商品の「マックチキン」を発表。価格は「チキンクリスプ」と変わらず単品180円だったが、Xで紹介された商品写真に肩を落とすファンが続出しているのだ。

「新商品はバンズにゴマがまぶされているなど確かにアップグレードしているのですが、『マックチキン』といえば2005年4月から07年7月にかけて“100円マック”として人気になった商品で、チキンクリスプが進化したというよりは原点回帰したという印象。物価の違いはあるにせよ、それでいて当時よりも80円も高いのですから、肩透かしを食らったファンもいるようです」(グルメ誌ライター)

 チキンクリスプは2012年5月7日から販売され、発売当初は100円だった。あれから4度の値上げがあり、現在の180円になったが、5度目の価格改定はまぬがれ、今回は“アップグレード”に落ち着いたようだ。

(ケン高田)

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