「9対8がいちばん面白い」上原浩治氏の“ルーズベルト解説”にツッコミの声

「あれ? ルーズベルトゲームって8対7じゃ…」「語源はドラマじゃないだろ」「元メジャーリーガーなのに」などと厳しいツッコミの声が寄せられたのは1月14日放送のTBS系「サンデーモーニング」。スポーツコーナーに御意見番として出演した元メジャーリーガーの上原浩治氏の発言が「適当すぎる」と物議を醸している。

 高校サッカーの決勝戦や元サッカー日本代表・遠藤保仁選手の引退、そして“皇帝”と呼ばれたベッケンバウアー氏の訃報など、スポーツ界のニュースを振り返り、終盤で取り上げたのが高校ラグビーの決勝。東福岡と桐蔭学園の試合は8対5という歴史的ロースコアで桐蔭学園が勝利をつかんだ。

 上原氏は「あっぱれですね」と称賛し、「ディフェンスがすごかったですね。両チームとも。ラグビーの試合で両方とも1ケタの点数ってなかなかない」と指摘。これに司会の関口宏が「ラグビーっていうのは理想的な点数ってあるのかな?」と疑問を口にしていた。その後、関口が「野球は何対何がいちばん面白い試合…っていうのは?」と尋ねると、上原氏は自信満々にこう答えた。

「ルーズベルト(ゲーム)って言われる、9対8っていうのが面白いって言われてますけど、ピッチャーからしたら、たまったもんじゃないですよね。点数取られてますから」

 この解説に関口は「なんでルーズベルトって言うの?」と質問を投げかけると、上原氏は「う~ん、そういうドラマの…ね」と回答。関口は「へ~、そういうドラマがあったの。へ~」と納得した様子だったが…。

「野球の話題でルーズベルトと聞けば、すぐに“ルーズベルト・ゲーム”を連想するはず。語源は第32代アメリカ大統領のフランクリン・ルーズベルト氏。大の野球好きと知られ、懇意にしている記者にあてた手紙の中で、『一番面白い野球のスコアは8対7だ』と綴ったことから、シーソーゲームの末に8対7で決着する試合をルーズベルト・ゲームと呼ぶようになりました。上原さんの言うように、2014年にTBSでドラマ化されましたが、そのタイトルの由来になったのが“本家”のルーズベルト大統領のエピソードです。ドラマから生まれた言葉のように説明するのは誤りで、長年のプロ野球ファンとして知られる関口さんも知らなかったのは意外でしたね」(メディア誌ライター)

 今年のプロ野球も、“ルーズベルト・ゲーム”のような熱戦が何試合見られるか。野手陣のがんばりに期待したい。

スポーツ