寺尾の訃報に谷原章介が熱弁、テーブルに指を叩きつけて悶絶失態のナゼ

「谷原さん落ち着いて」「指は大丈夫か?」と心配の声が寄せられたのは、12月19日に放送された「めざまし8」(フジテレビ系)。MCを務める俳優・谷原章介が熱弁をふるう中で、自身の手を強打するシーンがあり、多くの視聴者の関心を集めた。

 大相撲の元関脇・寺尾の錣山親方がうっ血性心不全のため死去したのは17日。訃報を受けて、番組では1989年初場所で“最強横綱”の千代の富士(故人)から金星を挙げたシーンや元大関でタレントのKONISHIKI(小錦)の追悼メッセージをオンエアした。

 スタジオで谷原が「ボクと同世代の貴乃花関がまだまだ若手で18歳くらいで出てきた時に…」と振り返ったのが、1991年の春場所。初日から10連勝中の前頭13枚目・貴花田(当時)との一番だった。

「突っ張って突っ張って突っ張っての試合で、先輩だから勝ちたい。でもぎりぎり(寺尾が)負けたんですよ。負けた後、土俵から去る時に、道で自分の(まわしの)さがりを取って叩きつけるところが本当に印象に残ってて」

 この「叩きつける」のところで、同様の動きを見せたところ、谷原の手がテーブルを直撃。思わず「痛い」とうめいて、この悶絶失態に、MCの小室瑛莉子アナは「大丈夫…ペンが」とテーブルから落下したペンを拾い上げたのだった。

「1991年の貴花田との取組も歴史に残る名勝負として語り継がれています。元NHKのアナウンサーで実況を担当した藤井康生氏も自身のⅩ(旧Twitter)で、『寺尾は下がる花道の奥でさがりとタオルを叩きつけ悔しさを露わに…』と綴って哀悼の意を表していました。谷原さんがエキサイトするのも理解できますが、テーブルを叩きつけた際、『ゴン』とかなり大きな音が響いていたので、指を痛めていなければいいのですが…」(メディア誌ライター)

 悶絶アクシデントの直後、谷原は改めて「マスクは甘いんですけど、勝負に対する思いはすごく熱い方で…」と寺尾を評した。甘いマスクを持つ谷原には、あまり熱くなりすぎず、冷静に番組を進行させてほしいものだ。

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