「ふしぎ発見」の二の舞!?「サンモニ」司会交代にこれだけの不安要素

 10月20日、TBSは日曜朝に放送中の「サンデーモーニング」司会の関口宏が来年3月で勇退し、4月からは元NHKの膳場貴子アナが新たに司会を務めることを発表。この10月で放送開始から38年目に突入した同局の看板報道番組だけに、業界内に波紋が広がっている。

「ただし、本人はもっと前に番組を卒業するつもりだったらしく、TBSの社長が直々に説得したと聞いています。でも、関口さんもすでに80歳。本人の意思も固く、局側もさすがにこれ以上の引き留めは難しいと判断したのでしょう」(週刊誌記者)

 なお、ほぼ同時期にスタートした同じTBSの看板番組の「世界ふしぎ発見!」は、この春に司会が草野仁から「ゴゴスマ」などでお馴染みの石井亮次アナにバトンタッチ。だが、リニューアル後も視聴率は振るわず、6日に来年3月でのレギュラー放送終了が発表された。

 そのため、ネット上では《サンモニも世界ふしぎ発見と同じパターン?》《数年以内に終了するかも》など近い将来の番組打ち切りを懸念するコメントが溢れている。

 ただし、同番組のサブキャスター・中西悠理とスポーツコーナーを担当する唐橋ユミは、関口本人が会長を務める芸能プロダクション「三桂」所属。さらに歴代コメンテーターの中には同事務所に所属していた者が多く、実質的に彼の会社が番組制作に深く関わっている。司会者である関口の意向は他の報道番組以上に色濃く反映されていたと言われており、同番組が〝関口王国〟なんて揶揄されていたのもその辺に由来する。

「従来の路線を踏襲するのか、大幅なリニューアルが行われるのかは不明ですが、現在は番組制作としてクレジットに社名が載っているわけではありません。これまでは関口さんのコメントが毎週メディアで取り上げられ、炎上することも多かったですが膳場アナだとそういったことも少ないはずです」(週刊誌記者)

 アンチからも《来年春からは日曜朝の楽しみがなくなるのか…》などのコメントが多く、21年12月にレギュラー出演を卒業した野球解説者・張本勲氏の時のように今度は〝関口ロス〟が起きるのは必至。視聴率低下による番組打ち切りを回避するには、膳場アナが“キャラ変”して炎上コメントを連発するしかない!?

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