安住紳一郎、TBS社長が「天才」と評する役員アナの“自分大好き”素顔

 7月1日付けの人事で〝役員待遇〟へと昇進したTBSの安住紳一郎アナウンサー。同局の現役アナでは初の大抜擢。TBS社長は7月5日の定例会見で、安住アナについて、「天才で努力家で後輩の面倒見もいい。役員待遇は当然かな」と最大級の賛辞を送ったが、いささか褒めすぎでは……。

 安住アナは明治大学を卒業後、1997年に同局入社。バラエティから情報番組まで幅広く担当し、TBSの〝看板アナ〟として成長していった。2019年に2階級特進で局次長待遇、20年に局長待遇とスピード出世を果たし、役員待遇へと昇り詰めた。

〝天才〟〝努力家〟〝後輩思い〟と非の打ち所のない安住アナだが、少しボロが出ていたようで……。

 自身が総合司会を務める「THE TIME,」の22年7月27日放送回でのこと。安住アナは明日、自ら生中継する出張コーナーの行き先が決まっておらず、SNS上で企画を上げてほしいと視聴者に呼びかけた。アシスタントの同局・宇賀神メグアナが「寄せられた案で投票して決めるんですかね?」と聞くと、安住アナは「違います。だいたい、多数決で決めると面白くないですから」と強めにピシャリ。言い過ぎたと思ったのか、安住アナは「すみません、朝からちょっとパワハラ気味の発言で申し訳ございません。怖いよね。急に大きな声出して」と謝罪した。

 22年12月22日放送の「THE TIME,」では、安住アナの出張コーナーの総集編をVTRで放映。福島・会津若松では城の知識を披露しながら鶴ヶ城を案内し、富山のチューリップテレビ旧社屋では書棚から「TBS番組購入費」というファイルを発見し「ものすごい秘密事項よ」と大興奮した様子などが流れた。VTRを大笑いしながら見ていた安住アナは「自分で自分のVTRを見て喜んでいるって、どう? もうね、私、自分が大好き。今年見たテレビで一番面白かった。最高!」と自画自賛しながら拍手したのだ。

「生放送中、後輩の宇賀神アナに大人げない反応をしたり、自分を好きと言ったり、自画自賛したり、TBS社長の評価とは違う面も安住アナにはありそうです。ただ、安住アナは500玉貯金を8年間続けて230万円を貯めたことがあり、地道な努力は惜しまないようです」(テレビ誌ライター)

 役員待遇に昇進したのも、努力の積み重ねだろう。

(石田英明)

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