「ギャル曽根の立場が…」「もしやバカ舌?」「なんでも美味い美味い言うから…」などとツッコミの声が寄せられたのは、6月7日放送の「ジョブチューン」(TBS系)。「オリジンvs超一流中華料理人」と題したジャッジ企画で、オリジン従業員おすすめの10品を料理人が試食し、「合格」か「不合格」の判定をくだしていく。
第4位までの7品のジャッジを終えた時点で合格は6。「香港風オイスター焼きそば」や「香味だれの油淋鶏弁当」「オリジンプリン」などイチオシのメニューが合格した。そしておすすめメニューの第3位、「発売から15年のロングセラー商品」と自信をもって送り出したのが「野菜炒め弁当 香味醤油だれ」。オリジンの開発担当者は「野菜は時間が経つと水分が出てくるので、たれの塩分をおさえて水分が出てこないように工夫しました」とコメント。この日、パネラーゲストとして出演したギャル曽根はこの「野菜炒め弁当」を試食し、一口頬張ると「ん~」と唸ってこうコメントした。
「マジ、どこの野菜炒めより一番おいしい」
他のゲストも「うまっ」「白米が止まらない」「野菜嫌いでもこれだけ味が濃かったら食べれちゃう」などと大絶賛。ところが、実食した中華料理人の反応はイマイチ。「出来立てでも(野菜の)水分が出ている」「味ののりが少し弱い」などと厳しい声が寄せられ、結果は7人中5人が「不合格」の札を上げ「合格」とはならなかった。スタジオの出演者から溜め息が漏れる中、ギャル曽根は「私、この商品ばっかり買ってるのに」と残念そうにしていた。
「第3位の野菜炒め弁当が不合格となり、目標としていた9品の合格に届きませんでしたが、その後の第2位のとり天、第1位のなすの辛味噌炒め弁当は満場一致で合格。看板メニューのPRに大きく貢献しました。ゲストのギャル曽根さんは大食いバラエティーにも引っ張りだこですが、どの料理もおいしそうに食べるので、視聴者の食欲をそそるのが上手い。しかし、『一番おいしい』とまで言い切った野菜炒めがまさか不合格となるとは…。改めてジャッジ企画の厳しさを思い知らされました」(メディア誌ライター)
一般人と一流料理人の舌は作りがまったく違うのかもしれない。