「体が強いので熱中症対策しない」谷原章介の慢心に視聴者が総ツッコミ

 7月16日から3日連続で猛暑に見舞われた東京。最高気温37.5度を記録した18日には、都内で156人(速報値)が熱中症で救急搬送された。翌19日の「めざまし8」(フジテレビ系)では、熱中症にならないよう注意を呼び掛けたのだが、司会の谷原章介が“余計な一言”を発して、視聴者から反感を買っている。

 番組では熱中症の発生場所について、「住居」(41.6%)が圧倒的に多いことを説明。その中でも寝室や居間、脱衣所を要注意エリアとしながら、着目したのは台所だった。ここでは、週末に1週間分の料理を作り置きしていた30代の女性が台所で熱中症にかかったケースを紹介し、調理シーンをサーモカメラで撮影。コンロに火をつけると、みるみる調理場が赤く変色していった。

 これを踏まえて、情報キャスターの倉田大誠アナウンサーは「台所の対策としては、たとえば温度計を置く。湿度計を置く。あるいはエアコンを料理している時は1から2度下げる。そして火を使わないという調理も時には必要ではないか」と紹介。続けてMCの谷原に「谷原さんも台所に多く立たれると思いますが…」と話を振るとこんなコメントが。

「そうですね。僕自身はけっこう体が強いので、熱中症対策しないんですけども、火を使うと暑くなりますし、揚げ物とかホントしたくないけども、火の前につきっきりにならないように、なんとかできないかなって…『さぼろう、さぼろう』って考えてます」

 番組では台所で熱中症にならないよう対策を紹介していたのだが、強さゆえに「対策しない」と断言した谷原に対して、ネット上では《体が強くても熱中症にはなりますよ》《体が強いって17日に体調不良で休んだばかりじゃん》《そういう慢心が危険なんですよ》といったツッコミが殺到していた。

「番組の熱中症対策コーナーでは、長時間こもることでトイレでも熱中症が起こるリスクを紹介したのですが、ここでも谷原さんが『僕はサッと済ませるので』と発言。倉田アナがなんとかフォローしていましたが、高齢者や女性といった弱い人を突き放すような発言が目立ちます。とはいえ、谷原さんのご家庭は子供6人を含めて、10人の大家族。料理の腕前は折り紙つきで、今年4月にレシピ本『谷原家のいつもの晩ごはん』(マガジンハウス)を出版しました。何しろ10人前の夕食を作っているのですから、『体が強い』と慢心してしまうのも仕方ないかもしれません」(芸能ライター)

 体力に自信がない一般庶民は、どんな場所でも熱中症対策を怠ってはいけない。

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