「モーニングショー」代役アナが失言を訂正、当の玉川徹氏は腕組みで批判殺到

 12月9日から体調不良で「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)を欠席していた羽鳥アナが12月13日に復帰した。9日から12日までの4 日間は局の男性アナが代役を務めたが、12日の放送では、草薙和輝アナが玉川徹氏の失言を訂正。その際、玉川氏が不遜な態度を示したことで、視聴者からは怒りと同情の声があがっている。

 番組で大きく取り上げたのはマイナ保険証問題。マイナ保険証には有効期限があり、マイナポイント事業から5年となる2025年には約2750万人が更新する必要が出てくるという。コメンテーターの玉川氏は、このマイナポイント事業に対して「1兆8000億円ですよ。そのお金があったらどんなことがいろいろできてるんですか」と問題提起。マイナ保険証の“2025年問題”についてこう述べた。

「気がつかないで切れちゃう人もいると思うんですよ。お知らせが来ても気がつかなかったというね。僕も運転免許、お知らせ来てたけど、気がつかないで切れちゃったことありますから」

 運転免許を失効してしまったという玉川氏は、マイナ保険証は有効期限が切れても資格確認書が送付されることに触れて、「免許証の場合はこういかないわけです。運転免許証の場合は、切れたら、切れた後で運転してたら免許不携帯になっちゃうんですね。罰金になりますよ。行政罰」と持論を展開。ところが健康保険に関しては、健康保険料を払っている限りは保険を受ける権利があると主張していた。

「運転免許証を失効して車を運転したら無免許運転となります。不携帯は反則金3000円ですが、それどころではすみません。3年以下の懲役または50万円以下の罰金という刑事処分が下されます。ネット上でも《玉川さん、それは無免許運転ですよ》《失効後の運転は無免許です》とツッコミが殺到していました」(メディア誌ライター)

 その後、番組で草薙アナが玉川氏の失言を訂正。「期限の切れた運転免許証で運転をすると免許不携帯になるという発言がありましたが、期限の切れた運転免許証で運転をすると無免許運転になります」とアナウンスしたが、当の玉川氏は「そうそう、これ一応言っておくと別に僕、無免許で検挙されたりしてないですからね」と述べると、腕を組んで「運転する前に気がついたっていう話でね」と説明したが、ここでもSNSでは《MCに謝罪させて本人は腕組みか》《間違ったことを言った当人がふんぞり返ってるのおかしくないか》などと批判の声があがっていた。

 もしも羽鳥アナが訂正していたら、玉川氏の対応も違っていたのだろうか。

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