「全く問題ない」「結果がすべて」杉村太蔵が不貞疑惑の木原誠二氏を全面擁護

「本来ならこちらも大スキャンダルになっていたはずです」

 こんな前置きでワイドショー番組「バラいろダンディ」(TOKYO MX)が伝えたのは木原誠二内閣官房副長官の隠し子スキャンダル。他のワイドショーや情報番組が、広末涼子の不貞報道や俳優・永山絢斗の逮捕を大々的に報じるなか、木原氏を「命拾いした大物政治家」と紹介。「週刊文春」6月22日号に掲載された記事を取り上げ、元銀座ホステスAさんと昵懇の仲で、「隠し子」と言われるB子さんについて解説。「広末よりも木原のほうをやるべき」とのネットの声を取り上げた。

 この件で話を振られた元衆議院議員でタレントの杉村太蔵は開口一番、「これ全く問題ないと思いますよ」とコメント。杉村は議員時代、厚生労働委員会で顔を合わせていたようで、「いろんな政治家がいる中で、こんなによく仕事もできるし、よく仕事をする政治家も、まあ、いないな」と、木原氏が稀有な存在であると解説。さらに「木原官房副長官1人で5人くらいの大臣の仕事やってるんじゃないかな」と称賛し、こう続けた。

「もうプライベートはいい、と。仕事さえきっちりやってくれればいいじゃありませんか、と。そう思いません? 特に政治家なんて。岸田さんなんか、まさにそうじゃない? 部下として、まあプライベートはよくわからないけど、仕事しっかりやってくれるならそれで充分だと。そういう上司なんだと思いますよ」

 これにはネット上で《いや、仕事しないでディズニー行ってただろ》《太蔵さんは木原にワイロでももらってんの?》《血税で生活している木原の不貞は許されるのか》といった異論が噴出していたが、杉村は番組で木原氏が歩んだ「東大卒」「大蔵省入省」「イギリス留学」といったエリートコースを解説し、「テニスまで上手いんですよ」と、その人物像を称賛した。

「番組で太蔵さんは『仕事ができるから何をやってもいい』『結果がすべて』と語っていましたが、一般視聴者にしてみれば、いったい木原氏がどんな成果を出したのか、まったく理解できないのでは…。木原氏といえば、昨年12月に岸田総理が防衛増税を打ち出した際、『聞いていなかった』という発言が物議をかもしたことも。今回の隠し子報道で、岸田政権の支持率が下がったという話もあり、『結果がすべて』と全面擁護するのも無理があるでしょう。なお、同じくプライベートのパパ活疑惑で離党した吉川赳氏は離党したものの、辞職勧告決議案は審議すらされずに、今も議員に居座って歳費をもらい続けています」

 愛人スキャンダルを報じられるような脇の甘い人物に岸田総理の「最側近」が務まるのか。

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