「広末の不貞に救われた」岸田首相の側近・木原誠二議員のニンマリ写真が拡散

「自民党内では『広末涼子の不貞スキャンダルに救われた』ともっぱらですよ。だって、国会議員に隠し子がいて、そのシングルマザーは無収入にもかかわらず、月30万円の高級マンションで暮らしているというのですから…。その金の出どころは税金でしょう? もっと騒がれていいのに、このスキャンダルを扱うテレビ番組はほぼ皆無。広末涼子のニュースにかき消された印象です」

 自民党関係者が言及するのは岸田文雄首相の最側近と言われる木原誠二官房副長官。6月15日発売の「週刊文春」が「シンママ愛人に与えた特権生活」と題して、トップで疑惑に満ちた「二重生活」を報じたが、広末の不貞スキャンダルと比較しても、メディアの扱いは「特権クラス」と言える。

 ノーダメージを印象づけるかのように、木原氏は6月18日の「日曜報道 THE PRIME」にスタジオ出演。「岸田派のホープ、首相の最側近で“懐刀”」と紹介された木原氏は、投資による老後資産の形成について、こう呼びかけていた。

「公助、共助、自助と言いますけれども、我々、公助、共助である年金、これはしっかり制度の安定を保っていかないといけないと思いますから。しっかりやりたいと思います。合わせて、この自助のところもですね、こういった投資を通じて、やっていただけると有難いなと思います」

 木原氏がテレビで堂々と持論を語っていたことに、SNS上では「援助議員が公助を語るな」「ツラの皮が厚いとはまさにこのこと」「木原にちゃんとシンママ援助について聞けよ」といったコメントが書き込まれていた。文春報道の後、永田町では、木原氏のニンマリ写真が拡散されているという。前出の自民党関係者が明かす。

「政治記者などの間で拡散されているのが、木原氏がニヤけたアップの写真。『不貞でもニコニコ』といったコメントとともに出回っていて、私も確認しました。身だしなみには人一倍気を使っていて、朝晩の化粧水は欠かさない。間近で見ても脂ぎった印象はまったくないですね。そのせいか、支援者から撮影を頼まれれば、アップでも気さくに応じるんです。撮られた写真はおそらく5月に岸田派の会合で撮られたものでしょう。不貞愛が報じられても、ペナルティーはいっさいなし。そんな厚遇ぶりに自民党内でも不満が募っているのは事実です」

 首相動静によれば、木原氏は20日にスタートアップ政策に関する委員会の会合で岸田首相と会食を行っている。「懐刀」が折れることはなさそうだ。

(コレッシュ山本)

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