超優等生・芦田愛菜が「弱点だらけの自分」を楽にする魔法の言葉とは

 子役時代から演技力に定評があり、学業では今春、難関の慶應義塾大学法学部政治学科に進学した女優の芦田愛菜。7月からはドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)に重要な役どころで出演。8月には毎年恒例の「24時間テレビ46」(日本テレビ系)でチャリティーパーソナリティーを務め、18歳の若さで「国民的女優」としての風格も出てきた。

 天は二物も三物も与えた感があるが、弱点はないのか。実は、過去を辿ってみると意外なほど出てきた。

 2022年7月に公開された緑茶飲料のウェブ動画では、虫が大の苦手であることを告白している。虫は嫌いだが、「お互いに遭遇しないように共存していきたい」と語ったところはさすが優等生。

 同年6月に放送された「1億3000万人のSHOWチャンネル」(日本テレビ系)では、料理が苦手で味噌汁くらいしか作ったことがないことを明かした。番組で回鍋肉の調理に挑戦したが、豚肉を炒める際、火が強くて油が飛びまくるなど、料理下手であることを実証してしまった。さらに、同年1月放送の「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)では、朝、目覚まし時計をかけても、なかなか起きられないことを告白している。

 運動系も苦手だった。20年10月放送の「スッキリ」(日本テレビ系)では、水泳が苦手だといい、平泳ぎは「なんか後ろに進んでしまう」とのこと。17年6月放送の「究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?」(日本テレビ系)では、プロ野球の始球式で右手と右足を同時に出して投げたことを暴露され、司会のタレント・有吉弘行から「運動はちょっと苦手なの!?」と失笑された。

 思いのほか弱点の多い芦田だが、それを打ち消す名言も残している。

「22年6月放送の『芦田愛菜のメタモルフォーゼ〜『推し』で人生変わりました。』(日本テレビ系)に出演した際、大切にしている言葉を聞かれ、最近は『No one is flawless』と明かしました。これは『欠点のない人なんていない』という意味で、この言葉に支えられていると告白。『全部できなくたっていいよね』と、気持ちが楽になるようです」(芸能記者)

 いくつもの欠点、弱点があっても、それをフォローする言葉は完璧に優等生だったのである。

(石田英明)

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