落合博満だけじゃない!PTA会長を務めた有名人とそのメリット

 保護者の間でも敬遠され、くじ引きで選出することも珍しくない学校のPTA役員。多忙であることを理由に役員を辞退することは難しく、それは有名人も例外ではない。

 元中日監督で現役時代は三度の三冠王に輝いた落合博満氏は、自身のユーチューブチャンネルで「【衝撃】落合博満 PTA会長をオレ流采配でこなす」という動画を5月26日に配信。現在声優として活躍する息子・福嗣氏の小学校時代にPTA会長を務めていたことを明かしている。

 就任の経緯については「前任の人から『会長頼む』って言われて」と指名を受けたようで、「やるのは入学式と卒業式と運動会の挨拶だけだから」と説得されて引き受けたとか。ただし、定期的に開かれる会合にも出席していたとも語っている。

「現役時代は断っていたようですが、落合氏は福嗣さんが5年生のときに現役を引退しています。おそらく引退後の6年生の時に会長を務めたのでしょう」(スポーツ紙記者)

 ちなみに落合氏以外にもロックミュージシャンのダイヤモンド☆ユカイは、4月に「俺はPTA会長」とブログに投稿。しかも、就任2年目を迎えるらしく、「自分が恥をかくことで皆様のために前に進んでいけるならばどんどん進んで恥をかいてやろうと思えるようになった」と綴っている。

 他には狂言師の和泉元彌や俳優の宮川一朗太などもPTA会長の経験者。ヒップホップグループ「ケツメイシ」のRYOは「PTAおやじの会」の会長を務めていたという。ただし、芸能人には決して悪いことばかりではないという。

「芸能人は多忙というイメージが根強いかもしれませんが、RYOさんがネットのコラムで書いているように、全国ツアーやアルバム制作時でもなければ、時間的な余裕があるため、会社勤めのサラリーマンよりも参加しやすかったりします。また、PTA会長をすることで世間にイクメンのイメージを与え、芸能活動にとっては間違いなくプラスになると言えるでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

 むしろ、芸能人にとっては一種のステータスなのかも。

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