これぞスターの証!郷ひろみは「50分の移動」で新幹線グランクラスを利用していた

 芸能活動53年目を迎えた今も精力的にコンサートをこなし、ステージではキレのあるダンスを披露している歌手・郷ひろみ。昭和の時代から活躍し続ける紛れもないスターだが、移動中もそれに相応しい行いをしているようだ。

 5月22日、郷は、自身のインスタグラムに「今日は、とある用事で高崎へ行っていたよ 帰りの新幹線でソフトクリーム 美味しかった〜」というメッセージを公開した。併せて移動中の新幹線の車内でくつろぐ画像も投稿。なんということもない移動中のショットなのだが、よく見るとシートの様子が指定席ではない。といってグリーン車でもない。実はこの席、最上級の「グランクラス」だったのだ。

 これは東北・北海道新幹線、北陸新幹線、上越新幹線に編成されている座席で、数は1編成につきわずか18席。飛行機のファーストクラスに相当し、一部の列車では一流シェフ監修の料理やアルコールなどの飲み物も提供される。

 ちなみに東京—高崎間で普通車自由席は4490円。普通車指定席が5020円でグリーン車は7290円。これに対し、グランクラスを利用した際の総額運賃は片道1万440円だ(いずれも通常期の場合)。

「東京—高崎間の乗車時間は約50分。通勤に利用している人も大勢いますが、ほとんど自由席の利用者。芸能人でもこの区間をグランクラスで移動する人はあまり聞きません」(鉄道ライター)

 ネット上では、《近距離でもグラングラスとはさすがスター》と納得の声があがっている。

 ところで、実はこのグランクラス、東海道新幹線では導入されていない。

「東海道新幹線はJR東海で管轄が違うということもあります。ただ、昨年10月の定例会見でJR東海は『グリーン車の上級クラス座席の検討』を明らかにしているので、おそらく、そう遠くないうちに導入される可能性は高いでしょう」(前出・鉄道ライター)

 その際はもちろん、スター・郷ひろみは率先して利用することになるだろう。

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