「3年後はレギュラーだ」掛布雅之、巨人・秋広の活躍を入団直後に予言していた!

 身長2mの超大型ルーキー、巨人の秋広優人が絶好調だ。4月29日の対広島戦、2番ライトでスタメン出場すると、1対3のビハインドで迎えた第4打席にプロ初となる特大ホームランを右中間スタンドに運んだ。9回には“師匠”の中田翔が2死1塁の場面で逆転サヨナラホームラン。師弟のアベックホームランとヒーローインタビューに、東京ドームは大いに沸いた。

 YouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉は、試合後のロッカーで秋広にインタビュー。サヨナラ本塁打を放った中田を指して「いずれはああいう姿に?」とスタッフから訊かれると、「いや、もっと上の選手になれるように頑張ります。目指すは翔さん越え…ウソです」と冗談を交じえながらも闘志を燃やした。

 秋広が巨人入りしたばかりの21年3月22日、野球解説者・高木豊氏のYouTubeチャンネル〈高木豊Takagi Yutaka〉に出演した元阪神の掛布雅之氏は、キャンプで視察した秋広に着目していた。

「2mの大きさはあるんだけど、打席に立つとバランスよく構えられてるんだよな。もうちょっと手足が長く見えてね、持て余してしまうんじゃないかという感覚で見てたんだけど、腕も小さく使えるし、ロングティーなんか凄いよ飛距離が」

 ただし、18歳から22歳までは体が大人に切り替わるタイミングだそうで、「高校卒ですぐレギュラーで出るような選手って、10年目ぐらいにケガする選手が多いんだよな。オレもそう」と、自身の経験談を踏まえ、秋広についてこう予言したのだ。

「一番怖いのはケガだな。それが無ければ、3年後はレギュラーで1軍で出てると思うな」

 秋広は今年プロ3年目である。

(所ひで/ユーチューブライター)

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