坂口憲二だけじゃない! 引退・長期休業から復帰した芸能人

 4月スタートの木村拓哉主演の月9ドラマ「風間公親-教場0-」(フジテレビ系)に出演することがわかった坂口憲二(47)。18年に特定疾患「特発性大腿骨頭壊死症」の発症を理由に当時の所属事務所を退社し、事実上の引退状態に。それ以前から体調不良で俳優業は休業状態だったこともあり、およそ9年半ぶりのドラマ出演となる。

 芸能界を離れ、珈琲焙煎士やカフェ経営者に転身したことはメディアでもたびたび取り上げられており、人気俳優のサプライズ復帰に驚いた人も多いはずだ。しかし、引退や長期の活動休止から復活した芸能人は彼だけではない。
 
 例えば、04年から約10年間、実業家として活動し、テレビから姿を消したヒロミは再び売れっ子タレントとして返り咲き、若槻千夏も06年から約9年間の休業を経て復帰した後はブランクを感じさせない活躍ぶりだ。

「ヒロミはMCだけでなくひな壇やゲストでも存在感を放ち、若槻もキャラを変えずにママタレという新たなポジションを手に入れました。いずれも休業中に実業家として実績を残しており、もともとのタレントとしての力量に深みが増し、テレビ関係者からも『以前よりも安心して番組を任せられる』と評価されています」(芸能記者)

 他にも80年代〜90年代前半の若手トップ女優のひとりとして多数のドラマに出演していた仙道敦子(53)も俳優・緒形直人との結婚後は休業状態だったが、18年に復帰。4月放送開始のムロツヨシ主演のドラマ「ドラフトキング」(WOWOW)にも出演する。

 さらに2000年代の音楽ヒットチャート上位の常連だった歌手・愛内里菜(42)も10年に一度引退したが、15年から復帰。休業中に自身が立ち上げた犬用のグッズ・餌を販売するブランドの経営と並行してライブ活動のほか、ユーチューバーとしても活動中だ。

「休業の理由は人それぞれですが実績のある芸能人には休業中でもオファーが来るため、復帰自体はそこまで難しくはありません。ただし、坂口憲二の場合は休業理由が病気です。今回の作品には出演しますが、その後については未定だと聞いています」(前出・記者)

 再びドラマで見られるのは楽しみだが、くれぐれも無理はしてほしくないものだ。

エンタメ