恵泉女学園大学が学生募集停止「同校OG」生稲晃子、国分佐智子も逆風

 恵泉女学園は3月22日、東京都多摩市にある恵泉女学園大学と同大学院について、2024年度以降の学生募集を停止すると発表した。恵泉女学園中学・高校(東京都世田谷区)の運営は続ける。

 同学園によると、高校卒業を迎える18歳人口の減少や共学志向の高まりなどの影響を受け、入学者の定員割れが続き、大学の運営が厳しくなったとのこと。在校生はもちろん、卒業生も寂しい思いをしていることだろう。

 アイドルグループ・おニャン子クラブの元メンバーで参院議員の生稲晃子氏は同短期大学英文科(99年廃止)を卒業。生稲氏といえば、22年7月の参院選で初当選を果たしたばかり。しかし、選挙活動中、NHKが行った政策アンケートに対して、ほぼ全ての質問に無回答で提出し、物議を醸した。また、選挙当日、全ての選挙特番のインタビューを断り、その理由について、陣営側から「生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから」と説明があったとも報じられている(生稲氏側は否定)。さらに、参院選公示前に萩生田光一政務会長と旧統一教会関連施設を訪れていたことも報じられ、世間からのバッシングはいっそう強まった。

 もう1人、タレントの国分佐智子も同短期大学英文科を卒業したOGだ。国分はドラマや映画で主に女優として活動していたが、11年3月に落語家の林家三平と結婚した。結婚後は表舞台にはほとんど顔を出さず落語家の妻として内助の功を尽くす。しかし、三平は人気のある演芸バラエティ番組「笑点」(日本テレビ系)を21年に降板。その理由について、22年11月放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した際、黒柳徹子に「笑点では、面白くないという誹謗中傷がネットに上がるようになったということですけれど」と振られると、三平は「お客様が思ったことですから……」と素直に認めた。

「生稲氏は芸能界から政界へと慣れない世界への転身でしたから、不慣れなこともあったと思います。女性が働きやすい環境をつくることなどを目指しているようですが、これからが本番でしょう。一方、国分にベタ惚れの三平は妻を泣かせるわけにはいきません。国分も大変ですが、これからも内助の功を尽くし、三平を支えていけば、潮目が変わる可能性もあります」(芸能記者)

 生稲氏と国分には、恵泉女学園OGとして頑張ってもらいたい

(石田英明)

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