タレントの伊集院光が、3月11日に放送されたNHK「有吉のお金発見 突撃！カネオくん」に出演し、クレジットカードに関するトラブルに遭ったことを明かした。
番組冒頭、司会の有吉弘行から何にお金を使ってるか問われた伊集院は、20代の頑張っているマネージャーの誕生日に、高級ドライヤーをプレゼントしようとしたところ、奥さんから「私にこういうの買ってくれることないよね」と文句を言われ、結局ドライヤーを2台買うことになったのだそうだ。
ところが、ネットを通じて大型家電量販店で購入したところ、「クレジットカードの決済ができません」との知らせが来たそうだ。ただ、カードの期限が切れていたり、限度額がオーバーしているわけではなく、伊集院いわく、
「クレジット会社がAIを使って、この人の生活パターンと著しく違うのを買った時には一旦止める。乗っ取られてる可能性があるから。俺の場合、日頃パソコンの部品とかアニメのフィギュアしか買ってないカードが、急に高級な美容家電を、しかも2台も買っている。これは明らかに別人が乗っ取ってますと…」
と説明して、スタジオを爆笑させた。
「コロナ禍により2020年以降、ECサイトでのクレジットカードの不正利用が拡大しています。VisaはAIによる不正検知システムにより、年間250億ドル（約2兆7100億円）の被害を防いでいるという解析結果を発表しました。AIの検知システムには様々ありますが、おおむね過去の膨大な不正注文パターンを機械学習しており、今回の伊集院さんのケースも購入履歴から本人ではない可能性を指摘されたものと見られます」（ITライター）
「慣れない買い物はするもんじゃねえな」と苦笑した伊集院。無事にマネージャーと奥様を喜ばせることはできたのだろうか。
（石見剣）
