羽生結弦の出場確定で「世界選手権チケット」が大暴騰!?

 羽生結弦選手の出場が確定した影響だろう。3月20日、さいたまスーパーアリーナで開幕する世界フィギュアスケート選手権大会2019のチケットが例年以上に“入手困難”となっている。

「羽生は右足の故障で12月の日本選手権に出場できませんでしたから、この大会で『復活を目指す』『平昌五輪の再現』という図式が、さらにファン心理をあおったようです」(体協詰め記者)

 フィギュア人気が定着して久しい。その影響だろう。近年では“変則的な当日券”の販売も始まっている。一般的な当日券は、前売り券の残り分を売るものだ。ところが前売り券が完売となっても、前売り券購入者が何らかの事情で来場できない場合もある。そこで、出場選手が「あと6人」となった時点で、前売り券購入者が入場していない場合に限り、その分を臨時の当日券として販売しているのだ。

「あと6人」だと、30分ほどしか観戦できないが、その臨時当日券は2万円前後だという。「それでも構わないから、羽生クンが観たい!」というファンが、「ひょっとしたら、臨時の当日券が出るかもしれない」と期待し、会場外に列を作ることがあるのだそうだ。

 こうした熱心な羽生ファンが今、3月の世界選手権の残り少ないチケット(前売り券)を争っているのだが、フィギュアスケートには開催5日全てを観られる通し券もある。正規金額は10万円、8万5000円、6万5000円だが、一部では40万円以上で転売され、また、あるチケットサイトでは、単日券並び券2枚5万円が若干の上乗せをして販売されていた。

 30分2万円の臨時当日券もそうだが、そこまでして観たいものなのか? 

「世界選手権は強豪国が輪番で主催ホスト役を務めています。海外で羽生を観戦するとしたら、渡航費や宿泊代で40万円以上掛かってしまいます」(前出・体協詰め記者)

 熱心な羽生ファンにとっては40万円の転売価格でも、決して高くはないようだ。

(スポーツライター・飯山満)

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