妻の素顔をスマートに公開した大谷翔平と“鉄壁ガード”で離婚した羽生結弦の「明暗」

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は3月15日(日本時間)、インスタグラムのストーリーズを公開。長身女性と寄り添う写真をアップした。同日、球団公式Xも2人の写真を投稿。画像の説明欄で「韓国への出発前の大谷と妻の写真」と記している。

 大谷がインスタグラムに投稿した写真には大谷夫妻のほか、チームメイトの山本由伸投手、水原一平通訳ら6人が並んでいる。開幕戦が行われる韓国へと向かうチャーター便の前でのショットだった。

 大谷は2月29日に結婚を発表したが、お相手については詳細を明かしていなかった。ネット上では元バスケットボール選手の日本人女性が噂されていたが、妻の顔写真が公開されたことで、一部メディアでは実名も報道された。

 妻の写真が公開されたことで、「大谷翔平」「大谷夫妻」「大谷の奥さん」に加え、妻の実名など、大谷関連のワードがXのトレンド入り。《さらっと公開してスマートすぎる!》と、大谷とドジャースの対応が素晴らしいという声が殺到した。

 大谷ほどの有名人であれば、お相手が一般人となるとどんな女性なのか気になるのは当然のこと。大谷にしてみればプライベートを詮索されたくないが、妻の素顔を隠し続ければ、マスコミからの執拗なマークが続く。開幕前、SNSで本人と球団がさらっと妻を公開したのは実に妙手であった。

 妻の公開という点については、フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成したプロスケーターの羽生結弦と明暗を分けた。

 羽生は2023年8月4日、結婚を突然発表し、年齢や職業などの素性を一切伏せていたため、お相手についての推測合戦が過熱。羽生サイドは徹底的にガードしていたが、一部メディアが年齢などをスクープし、妻の実名も報じらた。

「その後、11月17日に離婚を発表。理由として羽生は、相手や親族、関係者に対する『誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道』を挙げましたが、最初に実名を報道した地方新聞社はメディアの取材で『取材が殺到したら〝じゃ、離婚します〟』ではなく、『男なら最後まで守り抜けよ』と憤慨しました。羽生は妻を徹底的に隠して裏目に出た感じがしますが、大谷はさらっと妻を公開し素顔を狙うマスコミの動きを牽制するとともに、ファンにも好感を持たれましたね」(スポーツ紙記者)

 さすが大谷、妻の公開も超一流だった。

(石田英明)

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