誹謗中傷に苦しむ妻をどう救うか…羽生結弦にも聞かせたい「加藤茶の金言」

 2023年8月4日に結婚を発表した五輪2冠のプロフィギュアスケーターの羽生結弦。11月17配信のスタッフ公式Xアカウントで突如、離婚を発表。その離婚理由が物議を醸している。

 羽生はXで、妻と自身の親族、関係者に対して誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされていると告白。この状況下で妻と自身を守り続けることは極めて困難とし、離婚の決断を下したと説明した。

 突然の離婚発表で批判の矛先の1つとなったのが、羽生の結婚相手を実名で報じた山口県東南部の地方紙「日刊新周南」だ。同紙は9月19日配信の有料会員向けWEB記事で、羽生の結婚相手である同県出身バイオリニストの実名を写真付きで報じていた。

 SNS上では同紙の実名スクープについて《どう責任を取るのか》《プライバシー侵害で訴えられるべきでしょう》と批判の声が上がる一方、一部で《報道は自由であるべき》《名前を出して活動していた音楽家なら実名書くよね》と理解を示す意見もあった。

 11月20日配信の「現代ビジネス」はスクープした新聞社を直撃。妻の実名を出したことについては「我々からすると、なぜ結婚相手を隠す必要があるのか、全く理解できません」と言及。また、「そもそも内緒にするような話だったのか」と疑問を呈し、羽生には「男なら最後まで守り抜けよ」と率直な気持ちを明かした。

 被害の詳細は不明だが、羽生の周囲、特に離婚した女性は相当な心労だったことは容易に想像できる。“有名税”と言ってしまえばそれだけだが、ひたすら“忍耐”だと諭したタレントがいた。

「加藤茶です。2011年、加藤は45歳下の綾菜さんと結婚。今でこそ“良き妻”という印象ですが、11月18日配信の『AERA dot.』によると、結婚当初は世間から財産目的と言われたり、自宅に無言電話がかかってきたりして、かなりの嫌がらせを受けたといいます。精神的に追い込まれ、綾菜さんは離婚話を切り出したところ、加藤は『10年忍耐だよ』と言ったそうです。『10年忍耐で頑張ったら、絶対誰かが見てくれてる』と諭し、反論するのではなく、誠実に頑張っていこうと励ましたそうです。10年は長いと感じた綾菜さんでしたが、自身を取り巻く状況は次第に変わっていったとか。綾菜さんは『10年忍耐』という言葉があったからこそ耐えられたと振り返っていました」(芸能記者)

 加藤茶の金言をきいて羽生はどう思うだろうか。

(石田英明)

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