いよいよ3月9日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。日本の世界一奪還に期待が集まる中、3月3日の「ミヤネ屋」(読売テレビ)は日本代表を総特集したものの、司会・宮根誠司の発言にツッコミが寄せられる事態となった。
番組では、愛知県のバンテリンドームナゴヤ前の映像を紹介。中日ドラゴンズとの強化試合に向けて、バスに乗って球場入りする選手たちの姿をとらえた。バスが目の前を通り過ぎると、現地リポーターは「選手乗ってるかな?」「ユニフォーム着てますね。見えるかな」と実況し、誰かがバスの車内から手を振ってくれたことに「あ、手振ってくれた」と伝えていた。
その後、スタジオでは改めてバスの映像を振り返り、宮根はバス車内からカメラに手を振っていた人物について、「手を振ってらっしゃる方、栗山監督じゃないの?違うかな」と質問。スタジオ出演していた野球解説者の岩本勉氏は「白井コーチかな〜」と推測。宮根も「白井コーチか」と納得した様子だったのだが…。
「番組では大谷翔平投手の起用法について解説したのですが、『2番大谷』を想定して、1番に誰を持ってくるのか、という話題で、宮根さんは『1番…ヌードバーだと、左、左になるんですね』と私見を述べていました。その後も『1番ヌードバー、もしくは違う選手』などと発言。日系人として初選出されたラーズ・ヌートバー選手のスペルは『Nootbaar』で、『ト(T)』は濁りません。にもかかわらず、『ヌードバー』と何度も呼んだことに、ネット上では《宮根さん、ヌードバーじゃないよ》《ヌートバーや》と間違いを指摘する声が相次ぎました。じつは宮根さんのように勘違いしている人は意外と多く、Twitterなどでもいまだに『ヌードバー』という呟きが散見されます」(テレビ誌ライター)
せめて3月9日の開幕までには、日系人メジャーリーガーの名前をきちんと認識してほしいものだ。