飲食テロ「行為者周辺」への攻撃が激化!「Z世代」に向けられる誹謗中傷の矛先

 2月10日、あきんどスシローは迷惑行為を撮影したイタズラ動画の拡散が相次いでいることに関して、迷惑行為をおこなった人物へ危害となる言動を控えるよう呼びかけた。ネット上では動画に映った人物やその関係者に対する誹謗中傷が殺到していることに配慮したものとみられている。

「スシローでは、寿司ネタに唾液をつけたり、湯呑みや醤油のボトルを舐め回す動画や甘だれに醤油を注ぎ込む動画などが拡散していますが、同社の窓口には他にも同様の事案の動画を知らせる連絡があるそうで、今後も食の安全を脅かす行為については刑事・民事の両面から毅然とした対応を行うと宣言しています。それと同時に、すでに発覚している迷惑行為に関係する人物へは『直接的な危害となるような言動はお控えていただくよう伏してお願い申し上げます』と呼びかけているんです」(フードライター)

 現在、こうした迷惑行為をおこなった人物にはSNSなどで数多くの誹謗中傷が寄せられているだけでなく、この人物が通っているとみられる学校などにもクレームの電話が殺到する事態になっている。

 13日に「女性自身」が報じたところでは、「はま寿司」で卓上のガリを箸で直接食べる動画に映っていた少年が通っているとみられる高校にもクレームが殺到。同校の副教頭が「全校生徒たちが怖がっていますので」と動揺を隠せない様子だ。

「学校などにクレームを入れる人たちは自分が正義だと思っているかもしれませんが、そもそもその学校が本当に迷惑行為をおこなった人物が通っているかは分かりませんし、無関係な教師や生徒にも不要なストレスを与えている可能性もある。むしろ自分が迷惑行為をしていることに気づくべきでしょう。他にも動画に映った人物に未成年が多いため、ネット上でZ世代自体を誹謗中傷する声が増えていることも気がかりです」(ITジャーナリスト)

 迷惑動画の影響が思わぬ方向に出始めている。

(小林洋三)

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