デート代は男性が払うべきか、それとも割り勘か。艶系女優の深田えいみが2月12日更新のツイッターで〝男性に出してほしい〟と訴えたことが物議を醸している。
深田はツイッターで「女性はそのデートの為に準備して洋服、メイク、美容代も入ってると思う 全部安くない。リップだってブランドなら4000円はする」と女性の気持ちを代弁。「それを考えた上で、女性に出してあげて欲しいって思う!」と訴えた。なお、当該ツイートは現在削除されている。
〝デート代は男性持ちで〟という意見について、ネット上では「よく言ってくれた!」「デート代くらいは男性が払うべき」と賛同するコメントもあれば、「男だって服や靴、バッグにお金をかけている」と反論する男性も少なくなかった。
その後、深田はYouTubeで「ツイートの件で世間を騒がしてしまい、申し訳ありませんでした」「全部男性が払うべきって言ったわけではなく、本当に男性からそういうふうにしてもらうことに感謝していて。ありがたい気持ちはあります」と釈明した。
デート代の支払いについては、これまで他の有名人も持論を述べている。元フジテレビアナウンサーでタレントの高橋真麻は2016年10月放送のバラエティ番組「ダウンタウンDX」(読売テレビ・日本テレビ系)にて、「ご飯をおごってくれない人とは続かない。次もない」と発言した。しかし、スピードワゴンの井戸田潤から「メシをおごってくれるのは当たり前という感覚がおかしい」と突っ込まれている。
また、21年11月放送のバラエティ番組「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)では、MCのお笑いタレント・今田耕司と元衆院議員でタレントの杉村太蔵がデート代について激論。杉村は「デートに行くまでの身なり、服装は圧倒的に女性のほうがコストはかかっている」という理由で、デート代は男性が支払うべきだと主張。一方、今田は「デートへ行くために新しい服を買い揃え、化粧品を買い、初めて(デート代を)出してもらう権利が出るんですか? それなら割り勘がいいですよね」と主張し、反論した。
「デート代は芸能人でも意見は分かれますが、おおむね女性は出してほしい、杉村は別として男性は割り勘という考えが多いようです。そんな中、女優の二階堂ふみはテレビのバラエティ番組で〝割り勘派〟であることを明かしています。二階堂は『おごられるのが当然だと思わない。どちらかというと出したい』と告白。理由は『対等でいたい』からだそうです。二階堂のデート代に対する考えは、カッコよく感じました」(芸能記者)
結局、二階堂のような対等を求める女性に男性はおごってしまうのではないだろうか。
(石田英明)