美川憲一「オネエはキャラ」だった!カミングアウトしたワケとは?

「さそり座の女」や「柳ヶ瀬ブルース」など数々のヒット曲で知られる歌手・美川憲一(76)。唯一無二のキャラで活躍する芸能界のご意見番は、喜寿を迎えた現在も第一線で活躍。しかも、21年には「美川憲一のおだまりチャンネル」を開設し、ユーチューバーとしても活動している。

 そんな歌謡界の大御所が8日に配信された読売新聞系の情報サイト「ヨミドクター」のインタビュー記事で、「それで商売になるならいいじゃない? 毒吐いてお客さんも笑ってくれるし」と告白。オネエはキャラであることを明かした。

 実は、昨年3月放送の「突然ですが占ってもいいですか?SP」(フジテレビ系)でも「根本は自分で男だと思っている。女っぽくなりたいとも思わなくて」と吐露。スタジオの共演者を驚かせたが、自身についてこのように語るようになったのは最近のこと。なぜこのタイミングでカミングアウトしたのか? 美川にインタビューしたことがあるスポーツ紙記者はつぎのように語る。

「美川さんは別に隠していたわけではないと思います。元はCMから発展して定着したキャラのようですが、それに輪をかけて、独身ということもあり、世間が勝手にイメージを作り上げていただけ。過去には結婚を考えていた方もいて、恋愛対象は女性であることを認めています」

 70年代後半から10数年の低迷期を経て、80年代末にコロッケのモノマネで再ブレイクを果たしたが、自分からモノマネをするように頼んだのは業界では有名な話。その際、それまでのスーツで歌う姿から現在のスタイルにキャラ変している。つまり、売れるために自己プロデュースした結果なのだ。

「ただし、若いころから中性的な魅力を持つ人でしたし、無理してあのキャラを演じているわけでもない。今の美川さんにとってはあれが自然体で、同じ芸能界にもマツコ・デラックスなど似たような立ち位置の人がいる。世間の偏見などが薄れてきただけで、本人は何も変わってないと思います」(前出・記者)

 服装など見た目だけで人は判断できるものではない。

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