「社長に内緒で玉ねぎを入れすぎた」不良ドレッシング自主回収の驚きの手法

 綿半ホールディングスはリコールのリリースを行い、ドレッシング「社長に内緒で玉ねぎを入れすぎた 玉ねぎファンに贈るシャリシャリ玉ドレ200ml」を自主回収すると発表した。しかし、何とその理由が「社長が開栓したところドレッシングが噴出したこと」と説明されており、ネット上では笑いが巻き起こっている。

 同商品は今年2月に発売された綿半で人気の「社長に内緒シリーズ」の一つだが、リリースによると「弊社社長が購入後に自宅で開栓したところ、勢いよく噴出し、衣類及び自宅内装を汚損させてしまうという商品不良が発生した」ことから自主回収を決めたという。なお、噴出の原因については「原料となる玉ねぎに付着していた酵母菌が工程上の熱処理で完全に不活性化させることができなかったために酵母菌の呼吸により内圧が高まった」としており、摂取による健康被害はないと説明している。

 これがリリースされるやネット上ですぐに話題に。《玉ねぎを入れすぎたドレッシングを社長が一人でこっそり買いに行って、開けた瞬間に中身が噴出して激怒する姿…想像したら笑いがとまらん》《自分に内緒で玉ねぎを入れすぎたドレッシングが発売されたことを知った社長が自腹で買って食べてみようと思った事実が愛おしい》などといった声が出ている。

「本当に社長が商品を購入して内容物を噴出させてしまったかどうかは分かりませんが、きちんと噴出した原因が説明されていますし、話題になることで商品を自主回収することも伝わるので、こういったユーモアのあるリリースもアリだと思います。やりすぎると批判の対象になるのでさじ加減が難しいところではありますが。なお、綿半ではパスタソースや串だんごでも『社長に内緒シリーズ』を発売しているので、今後またどんな展開があるのか楽しみでもありますね」(フードライター)

 自主回収というポジティブではないリリースでむしろ商品に興味を持たせたのだとしたら、なかなかのヤリ手と言えるだろう。

(小林洋三)

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