NHKは11月8日、2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」に俳優の柄本佑が出演することを発表した。同作は女優の吉高由里子演じる紫式部の一生を描く物語。柄本は紫式部の生涯のソウルメイトである藤原道長を演じる。
脚本を担当する大石静氏は「稀代の政治家・道長の唯一の弱点は、まひろ（紫式部）でした。彼女のこととなると、思わず軸がぶれてしまう生身の道長。そのあたりもスリリングに切なく、吉高さんと柄本さんに演じてもらいたいと思っています」と2人の関係に含みを持たせた。
柄本と吉高は、20年放送のドラマ「知らなくていいコト」（日本テレビ系）に元恋人同士という設定で共演。脚本は大石静氏だった。柄本は正統派イケメン役を見事に演じ、吉高とのキスシーンでは視聴者の間で「カッコいい」「絵になる2人」などと大絶賛された。
男女の関係を演じさせれば、抜群の相性を誇る2人。脚本も大石静氏とあって「光る君へ」でも期待は膨らむばかりだ。柄本は既婚者だが、カメラの外でもいい関係なのではないかとつい邪推してしまうが‥‥。
「その心配はなさそうです。20年3月放送の情報番組『ZIP！』（日本テレビ系）に柄本がゲスト出演。そのとき『知らなくていいコト』で共演している吉高の素顔について〝大阪のオバちゃん〟と明かしました。柄本によると、吉高はすごく気がつく人で、撮影中に喉を気にしている様子の人がいると、いつの間にかアメを持ってきて『はい、アメちゃん』と渡してくれるそうです。柄本も2回ほど、アメをもらったといいます。大阪のオバちゃんと揶揄しつつも、吉高の気遣いに感動していました」（芸能記者）
大阪のオバちゃんがいれば、長丁場の大河ドラマの撮影も安心だ。
（石田英明）
