【光る君へ】地上波の低視聴率からは分からない吉高由里子の現場高評価と「実は安泰な数字」

 女優・吉高由里子が2月10日放送のNHK「土スタ」に出演。主演を務めている大河ドラマ「光る君へ」の撮影の裏側ついてトークを展開し、その中でVTR出演した共演者の毎熊克哉が吉高のイタズラ好きな素顔を暴露していた。

 毎熊が演じているのは神出鬼没のオリジナルキャラクター・直秀。町辻で風刺劇を披露する散楽の一員である一方、まひろ(吉高)と藤原道長(柄本佑)の仲を取り持つキューピッドのようで、邪魔者かもわからない謎めいた役割だ。

 撮影現場について毎熊は「後ろに吉高さんがいることを知らずにボケっとしてると、(彼女から)足カックンされたり、脇ちょこちょこされたりするんで。なるべく(吉高さんが)視界の中にいるようにしていた。背中を見せたらおしまいですね」と苦笑い。

 これを受け、吉高と親しいMCのハリセンボン近藤春菜は「ほんとにイタズラするよね。膝カックンなんて日常。いろんな俳優さんにやってるんだね」と反応していた。

 吉高のお茶目さが窺える話だが、毎熊と同じくVTR出演した柄本も「吉高さんが現場に来るとばぁっと明るくなる」と証言していたように、吉高のスタッフ受けが抜群なのは有名らしい。

「吉高はADなどにも気軽に声をかけたりして現場での評判は非常に高い。お笑いコンビ『ニューヨーク』も以前、自身のYouTubeチャンネルで吉高との共演を振り返り、『かわいすぎる』『全員好きになってた』『別け隔てが全くない』と絶賛していましたね」(芸能ライター)

 そんな吉高主演の「光る君へ」だが、いかんせん地上波視聴率は11~12%台が続きパッとしない。

「初回の世帯平均視聴率は12.7%で歴代ワーストだったものの、そのぶん『NHKプラス』の配信では同局の全ドラマの中で過去最多の49.8万UB(ユニークブラウザ)を記録。前作『どうする家康』全48話の平均視聴UB数は25.2万UBなので、実際の視聴者数は少なくないようです。ただ、大河は合戦シーンの多い戦国、幕末ものが数字を取りやすいとされており、今回は平安貴族のドラマなので、その点は不利。しかし一方で女性ファンが多数ついているとも言われています」(前出・芸能ライター)

 今後の数字の変化に注目したい。

(鈴木十朗)

エンタメ