「50代になったスケバン刑事」3人の色香を徹底追跡(4)浅香唯は激ヤセとプロ雀士で度肝

「風間三姉妹」の末娘で、3代目・麻宮サキを襲名した浅香。ドラマは半年の放送予定で始まったが、好調だったことで1年間に延長され、浅香のブレイクにもつながった。

 歌手としても、88年に発売された「C‐Girl」は、オリコンで2週連続1位の大ヒット。ドラマや映画に引っ張りだこになり、中山美穂(52)、工藤静香(52)、南野とともに「アイドル四天王」と呼ばれる人気者に上り詰めた。

 初代や2代目に比べて、スキャンダル色は薄めだが、ファンを騒然とさせたのは、93年2月の活動休止だろう。スポーツ紙記者が説明する。

「所属事務所との契約が切れたタイミングで退社。無期限休業を宣言すると、その約1年後の94年1月に本名の『川崎亜紀』名義で写真集『FAKELOVE』(ベストセラーズ)を発売しました」

 しかも、写真集のカメラマンが過激な作品で有名な〝天才アラーキー〟こと荒木経惟氏だったことで、発売前からガゼン注目が集まっていた。スポーツ紙記者が続ける。

「事前の情報では、『ヘアどころか、縛りまで』という情報も流れました。『スケバン刑事』の先輩である南野に続いて脱ぐと思われたのですが、泡風呂に入るシーンが最大限の見せ場といったところ。発売時には、あまりにも過熱する噂に釘をさすため、『ヘア写真集ではありません。刺激的魅力写真集です』と、お断り付きで販売されたほど。結局、脱ぎシーンは幻に終わったが、初版3万部は完売でした」

 その後、歌手や女優として活動するが、鳴かず飛ばず。久しぶりにボディを晒したのは、デビュー35周年の50歳の時に挑戦した「ライザップ」のCMでのことだった。

「約4カ月間で8.8キロのダイエットに成功し、アイドル時代を彷彿させるスレンダーボディに変身しました。五十路ボディの反響はすさまじく、YouTubeに投稿されたライザップのCMは、258万回超えの再生数を叩き出しています」(芸能記者)

 浅香がファンを驚かせたのは、それだけではなかった。今年8月、プロ雀士試験に合格。日本プロ麻雀協会の会員として活動することを発表したのだ。

「父親の影響で始めてから麻雀歴は30年。6月に投稿した自身のYouTubeチャンネル『浅香唯メロウエイジ』では、トッププロ相手にダブル役満の小四喜・字一色で上がる腕前で、麻雀界を戦々恐々とさせました。今後、公式戦に出るようになったら、台風の目になる実力者かもしれません」(スポーツ紙記者)

 ヨーヨーに代わって麻雀牌を武器に、こわもてプロを蹴散らす日は来るのか。

*週刊アサヒ芸能10月27日号掲載

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