浅香唯「プロ雀士合格」で意気込む「リーグ戦より麻雀パーク開園」のなぜ?

「プロ雀士試験に合格し、日本プロ麻雀協会の会員として活動させていただくこととなりました」

 タレントの浅香唯が8月12日にインスタグラムを更新し、プロ雀士試験に合格したことを報告した。

 浅香といえば1986年から放送されたドラマ「スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇」(フジテレビ系)で、武器のヨーヨーを持つ姿が印象的だったが、この日のインスタグラムでは、ヨーヨーに替えて麻雀牌を指に挟んだ写真を投稿していた。

 プロ雀士になることは昔からの夢だったようで、将来的には「麻雀アミューズメントパーク」のようなものを開園させたいと展望を語った。

 そんな浅香は、今年2月に放送されたラジオ番組「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(ニッポン放送)に出演した際も麻雀の話題に触れ、23歳で麻雀を始めたきっかけは父であったことを明かしていた。

「父と共通の趣味を持ちたくて(麻雀を始めた)」

「いく時はとことん攻める!」

 スケバン刑事ばりの「強気の攻め」が信条であると語っていたものだ。

 ところで、プロ雀士の資格を持つ芸能人は浅香だけではない。タレントの熊切あさ美、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の児嶋一哉、俳優の萩原聖人、モデルでタレントの岡田紗佳らが名を連ねる。

 萩原と岡田は、競技麻雀のチーム対抗プロリーグ戦「Mリーグ」に参戦。岡田が所属する「KADOKAWAサクラナイツ」は、「Mリーグ2021-22」シーズンで優勝し、賞金5000万円を獲得している。

 浅香も岡田のように稼ぐことができるのか。

「Mリーグに所属するMリーガーは最低年俸が400万円で、優勝賞金はチームで5000万円。優勝すれば、それなりに稼げます。ただ、Mリーグは8チーム(1チーム4人)しかなく、計32人しか参加できません。Mリーガーになるにはドラフトで指名されなければならず、非常に狭き門です。そして、Mリーグ以外では年俸制度がないので収入は安定しません。アルバイトをしているプロ雀士も少なくなく、芸能界と比べても生存競争は厳しいといえます。浅香も強いと思いますが、麻雀で稼ぐよりも、将来に向けて麻雀アミューズメントパークの実現計画に重きを置いたほうがいいかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)

 スケバン刑事のように「麻雀パーク」でもブレイクできるか…。

(石田英明)

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