「50代になったスケバン刑事」3人の色香を徹底追跡(1)「斉藤由貴 胸」で検索急増

 社会現象を巻き起こした「スケバン刑事」シリーズの主演を飾った斉藤由貴・南野陽子・浅香唯の〝夢の共演〟が実現した。デビューも同じ「85年組」は、まばゆい輝きを放つ一方、スキャンダルで世間を賑わせたことも。世の中の酸いも甘いもかみ分け、円熟味を増した「3人の色香」をたどってみよう。

 セーラー服を着た少女がヨーヨーを武器に悪党を成敗するアクションドラマ「スケバン刑事(デカ)」(フジテレビ系)シリーズのヒロインが揃い踏みしたのは、10月9、16日の放送日。BSフジの音楽バラエティー番組「霜降り明星のゴールデン☆80’S」でのことだった。

 不朽の名作は85年から87年に3部作がテレビドラマ化され、初代・斉藤由貴(56)、2代目・南野陽子(55)、3代目・浅香唯(52)が主人公の「麻宮サキ」を演じ、3人が揃ってトーク番組で顔を合わせたのは初めてのことだ。

 お笑いコンビの霜降り明星がMCを務める中、盛り上がったのはドラマの裏話。斉藤が懐かしむように当時を振り返って、

「私には合わないと思いました。『卒業』でデビューしているわけですから、なんで私なのって。最初はものすごく反発というか、いろいろ言いましたし、収録の最中もそういう意味でずっとつらかった」

 と、心境を告白すれば、南野も「しんどかった」と同調した。

 さらに、ナンノは2代目のお馴染みとなった鉄仮面について、斉藤から拒否しなかった理由を質問されると、

「マネージャーさんから聞かされたのは、学園モノですってこと。だから、金八先生みたいなイメージが頭にあったんです。台本をもらった3回目くらいに『鉄仮面伝説』と入っていて、ん? って」

 そこでようやく南野は、石膏で作った仮面をかぶることに気づいたという。

 浅香が主演を務めた「スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇」の放送開始から36年を経て、まさかのサプライズ共演を果たしたヒロインの3人。ファン垂涎のエピソードもさることながら、ドラマさながらに、それぞれ共通して悲喜こもごもの人生を過ごしてきた。

 来年1月のドラマ「大奥」(NHK)の出演が決まっている斉藤は、いまだ妖艶なフェロモンを放ち、業界内でも熱視線が送られている。生放送で起きたアクシデントを、芸能担当のスポーツ紙記者が解説する。

「9月11日に『FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜』(フジ系)に斉藤が出演した際、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏(46)がファンだと告白。すると、相方のユースケ(45)が『斉藤由貴 胸チラ』でネット検索していたことを暴露しました。それに対し斉藤は、『私の胸にはたいした価値はないと思います』と謙遜したものの、それをきっかけに検索する視聴者が殺到したのです」

 実際に検索してみると、前かがみになった瞬間、豊かな胸の谷がポロンした画像がヒット。津田のみならず、メロメロになるのも納得だが、「魔性の女」と呼ばれた斉藤にすれば、取るに足らぬ小事のエピソードにしかすぎないだろう。

*週刊アサヒ芸能10月27日号掲載

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