米倉涼子、米ミュージカル「降板」の原因は「ドクターX」のハイヒールか

「私、失敗しないので」の決めゼリフで知られる女優・米倉涼子主演の人気ドラマシリーズ「ドクターX」(テレビ朝日系)。ドラマでは患者を救う天才外科医を演じたが、現実では医師からドクターストップがかかった。

 米倉が11月に米ニューヨークのアンバサダー劇場で主演予定だったミュージカル「シカゴ」を降板することが9月28日、キョードー東京の公式サイトが発表。自身4度目のブロードウェイ主演を目指していたが、残念ながらこちらは〝失敗〟に終わった。

 公式サイトによると、降板理由は急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害でドクターストップがかかったとのこと。米倉は「ここ数か月毎日悩まされていた激痛がなかなか改善されず、身も心も出演準備にすら至らなかったのが本音です」とコメントした。

 米倉は12年に「シカゴ」でブロードウェイ・デビューを果たし、17年、19年にも出演。今秋は「ドクターX」に出演せず、「シカゴ」に照準を合わせていただけに、米倉もさぞかし無念だったに違いない。腰痛の原因は何だったのか。

「ハイヒールが主な原因だと思われます。『ドクターX』では、米倉演じる天才外科医・大門未知子がハイヒールで颯爽と歩くシーンは見せ場の1つでもあります。ただ、長時間のハイヒールは腰や膝など体に大きな負担がかかります。米倉さんも同シリーズで長時間にわたってハイヒールでの演技をしてきました。長年の蓄積で腰が悲鳴を上げたのでしょう。21年11月配信の『週刊女性PRIME』も、米倉が『さすがにもうヒールを履くのはキツくなってきた‥‥』と漏らしたことを報じています。22年7月配信の『女性自身』では、〝ハイヒール病〟で歩くのも大変なほど腰を痛がっていると伝えています」(芸能記者)

「ドクターX」の成功で一躍トップ女優の仲間入りを果たした米倉だが、同作で履いていたハイヒールが原因で、「シカゴ」を降板したとしたら皮肉な話だ。

(石田英明)

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